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年末年始に北陸地方で大荒れの天気予報。気象庁、国交省、NEXCOが不要不急の出控え呼びかけ
2020年12月28日 13:33
- 2020年12月28日 発表
国土交通省 北陸地方整備局、同北陸信越運輸局、NEXCO東日本(東日本高速道路)、気象庁 新潟地方気象台は12月28日、年末年始に強い寒気が到来することによる交通機関の乱れに警戒するよう緊急発表を行なった。
気象庁が12月24日に発表した予報でも強い寒気の到来で、強い冬型の気圧配置となることが予想されている。今回流れ込む寒気は、12月中旬の大雪時よりも強く、新潟県を含む北陸地方では2020年12月30日から2021年1月2日にかけて、山沿い、山地に加えて平地でも大雪となるおそれがあるとしている。31日12時までの予想積雪量は各県の平地部で最大40~50cm、山間部で最大60~80cm。
そのため、大雪や風雪による交通障害に警戒・注意するとともに、外出前の対応として事前の備え、リスクを避ける行動を要請。クルマの立ち往生が発生する可能性があることから、不要不急の外出を控えるよう呼びかけている。また、外出する場合は最新の気象/道路情報などを確認するとともに、チェーンの携行/装着、通行ルートを見直すよう協力を求めている。
NEXCO東日本では12月16日から18日にかけて関越自動車道(E17)で大規模な車両滞留が発生したことを踏まえ、当面の対策として、大雪警報レベルの予報であっても出控え後方を強化するほか、現場従事者と対策本部の連絡を迅速化することでタイミングを逃さず予防的通行止めを行なって集中除雪を実施するなどの対策を打ち出している。
なお、道路情報は全国雪道情報を集約したポータルサイト「おしえて!雪ナビ」、NEXCOが提供する「ドラとら(ドライブトラフィック)」、NEXCO東日本の公式Twitterなどで確認できる。