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エース、日本の今を反映した来春発売のスーツケース新製品を披露
2020年11月10日 18:16
- 2020年11月10日 発表
エースは11月10日、来春以降に発売する新製品を関係者向けに紹介する「2021年春夏展示会」を都内で開催した。
新型コロナウイルス感染症の影響で、海外旅行に出かけられない状況が続いるため、同社の看板商品とも言えるスーツケース類の売れ行きは芳しくない。そんな中においても、これまでスーツケースにさまざまなアイデアを追加してきた同社らしく、日本の今を反映した新製品が登場する。
3月中旬発売予定のインナーバッグ付きスーツケース「CLEADIE(クリーディエ)」は、日本の靴を脱ぐ文化に着想を得て開発された製品。スーツケースを玄関に置き、インナーバッグだけを室内に持ち込めるようになっている。内装生地には抗菌加工が施されている。カラーはネイビー、コーラルレッド、スモーキーブルーの3色で、26Lサイズ(45×34×23cm、2.7kg、2万3000円)と36Lサイズ(54×34×25cm、2.9kg、2万5000円)の2サイズが用意される(いずれも価格は税別、以下同)。
6段サイズの小型のコインロッカーに入るスーツケース「LOCAVEL(ロカベル)」も3月中旬に登場する。小さな駅に設置されていることが多い、硬貨式6段コインロッカーに収まるサイズだが、容量を拡張できるエキスパンダブル機能も搭載しており、拡張時には5段コインロッカーサイズとなる。カラーはガンメタル、ネイビー、ミントグリーン、オレンジの4色で、21/26Lサイズ(45×31×25/30cm、2.7kg、1万9000円)と26/33Lサイズ(54×31×25/30cm、2.8kg、2万1000円)の2サイズが用意される。
公共交通機関を使わずにクルマを利用した旅のニーズが高まっていることから、プロテカのフラグシップモデル「360T」シリーズには、トランクルームにスッキリ収まる97Lモデル(76×44×37cm、4.8kg、8万円)を追加。フロント中央にハンドルを搭載することで、出し入れしやすくなるように工夫されている。3月下旬発売予定で、カラーはブラック、コズミックネイビー、ウォームグレー、マーメイドピンク、ピーコックブルーの5色展開となる。
このほかスーツケースでは、抗菌・抗ウイルスのパーツを採用した「MAXPASS 3 LTD」や「STARIA CX 1st Edition」、プロテカ最軽量モデルにキャスターストッパー機能を搭載した「Aeroflex DX」、1.3kgのソフトキャリー最軽量モデル「Etherea」、女性が本当に欲しくなるようなアイデアを詰め込んだHaNTシリーズのヴィンテージトランク風スーツケース「Notre」などが順次発売される。