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エース、テレワーク時代にマッチしたリュックのラインアップを拡充

2020年11月10日 発表

テレワーク時代の到来にあわせてリュックのラインアップを拡充

 エースは、来春以降に発売する新製品を関係者向けに紹介する「2021年春夏展示会」を都内で開催。さまざまな工夫を取り入れたリュックを発表した。

 新型コロナウイルス感染症の影響で、スーツケースをはじめとする旅行向けの商品の需要が減退する中、テレワーク用にノートPCを持ち運ぶため、リュックへのニーズが高まっている。

パッド部を外して洗えるビジネスリュック

パッド部を外して洗えるビジネスリュック「WPパック」

 2021年4月上旬に発売されるのは、パッド部分を取り外して洗濯できる“洗えるビジネスリュック”「WPパック」。日々リュックを背負っていると、パッド部に汗がしみることで汚れが目立つようになる。同製品では、この部分を本体から取り外せる構造とすることで、清潔な状態を保てるようになっている。

 さらに、取り外せるという特徴を活かし、ショルダーハーネスは「負荷軽減タイプ」と「ズレ落ち防止タイプ」の2種類から選べるようになっている。サイズは13インチPCに対応した「小サイズ」と15インチPCに対応した「大サイズ」の2サイズが用意され、価格は2万7000円~2万8000円(税別、以下同)。

自転車通勤に最適なリュック

自転車通勤に最適な「キャラパック2」

 また、公共交通機関を敬遠し、自転車で通勤する人も増えている。4月上旬に登場する予定の「キャラパック2」は、前傾姿勢でスポーツ自転車に乗る場合でも、背中の湾曲にフィットする形状になっている。パッド部が曲がると中のノートPCに圧力がかかって破損する危険もあるが、同製品ではPC収納部を吊り下げ式とすることでPCへの圧力を逃がす構造となっている。

 サイズは、ボディバッグサイズ(23×34×7cm、1万3000円)とバックパックサイズ(30×41×12cm、1万7000円)の2種類が用意され、カラーはブラック、ネイビー、グレーの3色から選べる。

放熱性が23%向上した背中が蒸れにくいリュック

背中が蒸れにくい「ラパックエアー V2」

 5月中旬には背中の蒸れを軽減できるビジネスリュック「ラパックエアー V2」が発売される。湾曲したリュックの背面にメッシュを張ることで蒸れを軽減する機構の同シリーズだが、前モデルと比べて放熱性が約23%向上し、約25%の軽量化も実現している。

 13インチPC対応の「リュック小」(28×39×13cm、2万2000円)、15インチPC対応の「リュック大」(30×42×14cm、2万4000円)の2種類が用意され、カラーはブラック、グレーの2色。

レディース向けビジネスリュックもラインアップ拡充

レディースビジネスバッグ「リモフィス」

 こうしたビジネスリュックへのニーズの高まりは女性も同様。

 リモートワーク対応をうたうレディースビジネスバッグ「リモフィス」シリーズが3月上旬に発売される。PCバッグタイプ(15インチPC対応、1万1000円)、リュック小(13インチPC対応、1万7000円)、リュック大(15インチPC対応、1万9000円)、トートバッグ小(13インチPC対応、1万6000円)、トートバッグ大(15インチPC対応、1万7000円)の5タイプがラインアップされ、カラーはブラック、ベージュ、グレーから選べる。

 「カナナプロジェクト」からもノートPCを収納でき、ビジネスからトラベルまでシームレスに使える「SP-2」シリーズが3月上旬に登場する。

その他のラインアップ

 このほか、人工皮革のヴィーガンレザーを使用したビジネスバッグ「ベスティア」、リサイクルポリエステルを使用し、折りたたんでコンパクトに運べるようにすることで運搬時の環境負荷削減を目指したバックパック「ソティーラー」といったサステナビリティを意識したラインアップも強化される。

 また、前に抱えられるデザインのビジネスリュック「ガジェタブル」シリーズからは耐水加工を施した「ガジェタブル ヘザー」、シンプルなビジネスバッグ「ホバーライト」シリーズからは耐水性を高めた限定モデル「ホバーコート」といったモデルが登場する。

ヴィーガンレザーを使用したビジネスバッグ「ベスティア」
リサイクルポリエステルを使用し、折りたたんでコンパクトに運べるバックパック「ソティーラー」