デルタ航空、成田空港の格納庫で新機材の整備実施。エアバス A350/A330neoにWi-Fiシステム搭載など

デルタ航空は成田空港の格納庫で、エアバス A350/A330neoの使用前整備を行なうことを発表した

　デルタ航空は9月9日、エアバス A350-900型機とエアバス A330-900neo型機の新機材納入に伴う使用前整備を、成田空港整備地区にあるテクニカル・オペレーション・センターで実施することを発表した。

　デルタ航空は、羽田空港の国際線発着枠拡大に伴い旅客便の全便を成田空港発着から羽田発着へ移管。一方で、2014年に1万3000m ² の格納庫施設を開設しており、整備を担うデルタ・テックオプスは、航空局から運航許可を受けた航空会社に対してMROを提供する事業場として国土交通省から認定されている。

　デルタ航空ではエアバス A350-900型機を35機発注し、うち13機が運航中。9月に2機を受領する。また、エアバス A330-900neo型機は37機発注し、5機を運航中。このうち年内に3機を受領する予定となっており、9月中旬と12月初旬に受領する計5機が仏トゥールーズのエアバス工場から成田空港に到着し、年末にかけてWi-Fiシステムの搭載などを実施する予定となっている。