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東京都、外堀通り 日本橋周辺の6車線化に着手。首都高地下化とともに一般道拡幅へ

2020年4月30日 発表

外堀通りの日本銀行本店付近(東京都中央区日本橋本石町2丁目)~呉服橋交差点(中央区八重洲1丁目)間を6車線化する事業に着手

 東京都建設局は4月30日、都道405号(外堀通り)の日本橋周辺における拡幅事業について、国土交通省から都市計画事業の認可を取得したことから、事業に着手することを発表した。「補助第96号線」事業の一部で、事業期間は2040年度まで。

 外堀通りの日本銀行本店付近(東京都中央区日本橋本石町2丁目)~呉服橋交差点(中央区八重洲1丁目)間の約270mを、現在の幅員30mから34~40mに拡幅。車道を6車線(片側3車線化)するとともに、その両側に歩道を整備。道路線形も改良し、交通の円滑化、安全性向上を図る。

 日本橋エリアでは首都高(首都高速道路)の地下化を含めた町づくり計画が進められている。本事業についても歩行空間の安全性を確保するなど、周辺地域の回遊性と交流機能向上が一つの狙いとなっている。

計画図