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ANA、羽田空港第2ターミナル国際線サービス発表。自動手荷物預け機や隈研吾監修ラウンジなど提供。到着ラウンジには足湯も
2020年3月19日 17:26
- 2020年3月19日 発表
- 2020年3月29日 供用開始
ANA(全日本空輸)は3月19日、3月29日に供用を開始する羽田空港第2ターミナルの国際線エリアにおける新サービスを発表した。
国際線出発ロビーでは、空港会社が設置する自動手荷物預け機(13台/26レーン)を使ったサービスを開始するほか、ファーストクラス搭乗者やダイヤモンド会員専用と居室型カウンター、ユニバーサルデザインのローカウンターなどを用意。保安検査場は1レーンを4名が同時利用できるスマートレーン10台を運用する。
ラウンジは、総席数約1300席の“本邦最大級”をうたう国際線出発ラウンジを設けるほか、到着ラウンジも設置。デザインは建築家の隈研吾氏による「一期、一会」をコンセプトにしたものとなっている。
出発ラウンジは国際線出国後エリアに「ANA SUITE LOUNGE」「ANA LOUNGE」を設置。ANA SUITE LOUNGEが約360席、ANA LOUNGEが約900席の総席数1300席を用意する。
出発ラウンジ「ANA SUITE LOUNGE」
ANA SUITE LOUNGEは約360席。営業時間は5時から最終便出発まで。ラウンジ内の各エリアの境目に、障子を模したメタルメッシュを設け、入口から奥に進むにつれて、よりプライベート空間を感じられる、日本の伝統的な空間特性「奥行き」を表現している。
LIVEキッチン
3階ダイニングエリアに新設するサービスで、営業時間は6時~11時/18時30分~24時30分を予定。利用者の目の前でシェフや調理した出来たての料理を提供する。6時~11時の朝時間帯には7種類のトッピングから選べるオムレツ、18時30分~24時30分の夜時間帯にはにぎり寿司を提供。
このほか、注文後にシェフが一皿ずつ仕上げてレストラン形式で提供する「DINING h」「ヌードルバー」も従来どおり設置する。
BARカウンター
ANAのラウンジ初の対面式カウンターでドリンクサービスを楽しめるBARカウンターを4階に新設。営業時間は6時~12時30分/15時~24時30分。
朝時間帯の6時~12時30分には、バリスタによるコーヒーメニュー、昼~夜時間帯の15時~24時30分にはバーテンダーによる約20種類のカクテルやワイン、日本酒、焼酎などのバーメニューを提供する。
出発ラウンジ「ANA LOUNGE」
ANA LOUNGEは席数約900席。営業時間は5時から最終便出発まで。窓に囲まれた明るく広いスペースを活かし、水平の広がりを重視したレイアウトとしている。
LIVEキッチン
ビュッフェエリアで提供する温かい食事を、利用者の目の前でシェフが調理するLIVEキッチンを4階に新設し、6時~11時/18時30分~24時30分に提供。ヌードルバーも従来どおり設置する。
BARカウンター
ANAのラウンジ初となるバーテンダーによるドリンクサービスで、約20種類のカクテルやノンアルコールカクテル、ワイン、日本酒、焼酎などのバーメニューを提供する。営業時間は15時~24時30分。
キッズルーム
ANAの国際線ラウンジとして初めて、フロアマットを敷いたキッズルームを新設。4階に設置する。