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ANA、4月1日以降に国内線58路線3788便を運休。当局対応を受け国際線も追加運休。北京行きは旅客乗せずに運航

2020年3月23日 発表

ANAが新型コロナウイルスに影響に伴う国内線、国際線の追加運休を発表

 ANA(全日本空輸)は3月23日、新型コロナウイルスの影響による需要減衰に伴う4月1日~28日の国内線運航計画を発表した。

 4月1日~28日の国内線は58路線を対象に、3788便を運休または減便。期間中の運航予定便数の約18%が対象となる。

4月1日~28日の国内線の運休・減便

 また、各国政府の要請などにより、国際線においても3月22日から追加の運休などが発生している。

 成田~デリー線については、インド政府から3月22日から1週間、すべての国際線について同国への着陸を禁止する措置をとることを受け、3月22日/25日/27日(日本発便、デリー発は翌日)に予定していたNH827便/828便を運休する。

 成田~マニラ線については、フィリピン政府によるマニラ首都圏閉鎖による需要減衰のため3月22日以降のNH819便/820便を運休。

 また、中国においては、旅客を乗せた状態での北京直行便を認めず、大連に一時着陸して検疫を実施することが求められたことから、3月23日のNH961便(成田発~北京行き)からは旅客を乗せず、貨物のみ搭載して運航。復路便のNH962便は通常どおり運航する。