星野リゾート、台湾初進出の「星のやグーグァン」を今夏開業。全室源泉かけ流しの半露天風呂付き

星野リゾートは定例プレス発表会で今夏開業予定の「星のやグーグァン」の施設について紹介した

　星野リゾートは4月16日、都内で定例プレス発表会を開催。台湾台中市の谷關（グーグァン）に今夏開業予定の「星野リゾート　星のやグーグァン」の施設について説明した。

「星のや」ブランドは「現代を休む日」をコンセプトにした星野リゾートのアッパーブランドで、2005年の「星のや軽井沢」開業を皮切りに「星のや京都」「星のや竹富島」「星のや富士」「星のや東京」「星のやバリ」を展開。星のやブランドとして「星のやグーグァン」は、「星のやバリ」に続いて2軒目の海外施設となる。また、2020年春には沖縄本島に「星のや沖縄」の開業を予定している（関連記事「星野リゾート、沖縄本島初進出。『星のや沖縄』を2020年春開業」）。

「星のやグーグァン」のコンセプトは「温泉渓谷の楼閣」で、すべての客室に半露天風呂が付いており、いつでも源泉かけ流しの温泉を楽しめる。

「星のやグーグァン」は台中駅からクルマで約90分

「星のやグーグァン」の外観（画像提供：星野リゾート）

「星野リゾート　星のやグーグァン」概要

開業時期： 2019年初夏（6月～7月）予定
予約受付開始時期： 2019年5月中旬予定
所在地： 台湾台中市和平区博愛里東關路一段温泉巷16号
アクセス： 高速鉄道 台中駅からクルマで約90分
チェックイン/チェックアウト： 15時/12時
客室数： 50室（全室半露天風呂付き）
［水明］（約75m ² 、定員2名）
［風音］（約87m ² 、定員3名）
［月見］（約105m ² 、定員2名）
［山霞］（約112m ² 、定員4名）
［森羅］（約216m ² 、定員7名）
付帯施設： プール、スパ、ダイニング、ガゼボ、ライブラリラウンジなど
宿泊料金： 1泊1室1万8000台湾ドル～（約6万4800円～、1台湾ドル＝約3.6円換算）
Webサイト： 星のや
Webサイト： 星のやグーグァン

星野リゾート 代表 星野佳路（よしはる）氏

　発表会で星野リゾート 代表の星野佳路（よしはる）氏は、「星のやグーグァン」の開業時期は「おそらく6月末から7月にかけて」のタイミングを見込み、現在開業準備中だと説明。グーグァンは「これほどの湯量と高い温度を持ったすばらしい温泉資源をふんだんに使える」と紹介した。

　ほとんどの客室がメゾネットタイプで、50室すべてに半露天風呂が付いており、いつでも何度でも源泉かけ流しの温泉を楽しむことができる。パブリックエリアにも独創的なデザインの露天風呂がある。泉質は無色無味の弱アルカリ性炭酸泉で、肌への刺激が少なく、「美肌の湯」と言われているそう。

「皆さまのお越しを心よりお待ちしております」と動画であいさつした、星のやグーグァン 総支配人 田川直樹氏

「月見」の客室と半露天風呂（画像提供：星野リゾート）

「水明」の客室と半露天風呂（画像提供：星野リゾート）

「風音」の客室（画像提供：星野リゾート）

「星のやグーグァン」の露天風呂（画像提供：星野リゾート）