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セントレア、10連休のGW期間に公共交通機関の利用呼びかけ。臨時駐車場追加も需給ひっ迫

2019年12月には約1万1000台規模へ拡充

2019年4月11日 発表

セントレア(中部国際空港)は、10連休となるゴールデンウィーク期に公共交通機関の呼びかけを行なう

 セントレア(中部国際空港)は4月11日、10連休となる2019年のゴールデンウィーク期の空港混雑に関するお知らせをWebサイト上でアナウンスした。駐車場満車による公共交通機関の利用や、Wi-Fiルーターのレンタルを出国前に済ませるよう、注意を呼びかけている。

 このうち、駐車場については、9月20日の開業が決定している第2ターミナルの整備に伴い、現ターミナルビルの南側にあった屋外の臨時駐車場が使用できなくなったことから、繁忙期に需給がひっ迫する状況が続いている。

 セントレアでは、5500台収容の既存立体駐車場、440台収容の臨時駐車場(1)、1380台収容の臨時駐車場(2)に加え、ゴールデンウィーク期間には、現在建設中の新立体駐車場S棟の600台分を利用し、合計7920台を用意するが、それでも、4月27日~5月4日は全駐車場が満車となり、在車ピークとなる5月3日には5580台分の駐車スペースが不足すると予測している。

 臨時駐車場の追加による収容台数の追加に加え、ゴールデンウィーク期間に予定していたイベント日程の変更や、各種媒体での公共交通機関利用呼びかけ、名鉄(名古屋鉄道)による4月27日/28日、5月4日~6日の空港アクセス列車増結運行、島外駐車場の名鉄協商パーキングとのパーク&ライド連携など、混在対策を行なう。

 セントレアではゴールデンウィークの来港予定者に対して協力を求めており、混雑期の公共交通機関の利用や、マイカーを利用する場合は時間に余裕をもって来港するよう呼びかけ。また、空港見学での来港の場合は、同じく公共交通機関の利用を促すとともに、駐車場利用に際して、航空機利用者を優先する場合があると注意喚起している。

現在のセントレア駐車場の状況
ゴールデンウィーク期に新立体駐車場のS棟を臨時駐車場(3)として供用し、7920台収容へ増強する
公共交通機関の利用など来港予定者への協力依頼

 なお、今年度のほかの混雑期について、お盆シーズンは現在建設中の新立体駐車場(約1200台収容)が7月に供用開始予定となっていることなど最大8500台で確保。

 9月には3400台収容の愛知県国際展示場(Aichi Sky Expo)、12月には第2ターミナルエプロンエリア脇に1000台収容の平面駐車場をオープンさせ、年末年始シーズンを前に約1万1100台(国際展示場駐車場含む)の駐車場が確保される予定となっている。

2019年12月以降の駐車場状況。年末年始シーズンを前に約1万1100台収容となる