祝開業!!　ボーイング 787初号機を展示する「FLIGHT OF DREAMS（フライト・オブ・ドリームズ）」オープン。初日から長い行列

「FLIGHT OF DREAMS（フライト・オブ・ドリームズ）」が開業。先頭に並んでいた男性には中部国際空港株式会社 代表取締役社長 友添雅直氏から記念品が手渡された

　セントレア（中部国際空港）は10月12日、複合商業施設「FLIGHT OF DREAMS（フライト・オブ・ドリームズ）」を開業した。

　FLIGHT OF DREAMSはボーイング 787飛行試験1号機「ZA001」の実機展示を中心に、チームラボが手掛けたさまざまな体験型展示や、ボーイングの地元シアトルのグルメなどが楽しめる施設で、詳しい展示内容や飲食・物販については別記事で紹介している（関連記事「セントレア、ボーイング 787初号機を展示する複合施設『FLIGHT OF DREAMS』公開。体験エリア『FLIGHT PARK』を紹介」「セントレアのボーイング 787展示施設『FLIGHT OF DREAMS』でシアトルグルメ満喫。約1万円のハンバーガーも」）。

ボーイング 787飛行試験1号機「ZA001」を展示する「FLIGHT OF DREAMS」

セントレアのアクセスプラザ出口にはFLIGHT OF DREAMSを案内する看板が出現

オープン前から長い列ができた

FLIGHT OF DREAMS外観

　10時のオープンを前にFLIGHT OF DREAMSと直結しているP1駐車場の通路には長い列ができ、先頭に並んでいた小牧市から来たという男性には、中部国際空港 代表取締役社長の友添雅直氏から記念のモデルプレーンが手渡された。男性は前日の22時から待機していたとのこと。

　オープンすると航空ファンや家族連れ、カップル、ツアー客、訪日外国人などさまざまな客層が続々と入場し、10分経ってもその列が途切れることはなかった。入口で出迎えを終えた友添氏に話を聞いたところ、前売りの状況は聞いていたものの、「皆さんが来てくれてほっとした。中身には自信を持っているが、やはりお客さまの反応が大事」と安堵した様子で笑顔を覗かせた。

先頭に並んだ男性は前日22時から待っていたと聞き、笑顔を浮かべる友添氏

10時を迎え、ついにオープン

　オープン直後、特に賑わっていたのは有料エリア「FLIGHT PARK」でZA001のコクピットを見学できる「ZA001 Flight Deck」と、4階のテラススペースから場内全体を使ったプロジェクションマッピングを見学する「Fly with 787 Dreamliner」。無料エリアでは日本初出店の物販スペース「ボーイングストア」。見学スペースはどちらもしっかり行列ができていた。

　ボーイングストアは4割程度が米国ボーイングストアから取り寄せたもの、6割程度が日本のオリジナル商品だそうで、特にサイズ感のあるアパレルやFLIGHT OF DREAMSのロゴ入り商品、女性も使えそうなトートバッグなど豊富に取りそろえている。店長の松田侑也氏は「どれも思い入れのある商品」としつつ、FLIGHT OF DREAMSロゴ入り箸置きやセントレアの滑走路を描いたクリアファイル/レジャーシート、飛行機の形を模したスマートフォンリングなどが好評と教えてくれた。

コクピットを見学できる「ZA001 Flight Deck」に長い列が

ZA001を中心にプロジェクションマッピングを展開する「Fly with 787 Dreamliner」も人気。場内どこでも見られるが、4階のスペースがベストポジション

無料エリアにあるボーイングストアは日本初出店

アパレルやバッグなど日本オリジナル商品が多数ある

FLIGHT OF DREAMSロゴ入り箸置き

セントレアの滑走路を描いたクリアファイル。同デザインのレジャーシートも

スマートフォンリング

レジ横の「CUSTOM HANGAR」では、実際の航空機から取り外した窓や部品、機内食などのサービスに使うワゴンなどを実際に購入できる

FLIGHT OF DREAMS

所在地： 愛知県常滑市セントレア1-1
営業時間：
FLIGHT PARK 10時～17時（最終入場16時30分）、土曜のみ10時～19時（最終入場18時30分）
SEATTLE TERRACE 飲食店10時～22時、物販店10時～18時
FLIGHT PARK入場料： 大人1200円、子供800円、3歳未満無料