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京急、10月1日から空港線の運賃を最大120円値下げ。空港線の加算運賃引き下げ

2019年2月19日 発表

2019年10月1日 引き下げ

京急空港線の加算運賃を10月1日から最大120円引き下げる

 京急(京浜急行電鉄)は、京急蒲田駅~羽田空港国内線ターミナル駅間を運行する京急空港線の加算運賃を、10月1日から引き下げると発表した。

 例えば羽田空港国内線ターミナル駅から京急蒲田駅まで335円だったものが245円に、品川駅まで407円だったものが287円に、横浜駅まで478円だったものが358円となる(いずれも交通系ICカード使用時の運賃)。

現行と改定後の加算運賃
羽田空港国内線ターミナル駅/羽田空港国際線ターミナル駅から各主要駅への運賃

 空港線の延伸工事や、空港線の輸送力増強工事に要した設備投資額などを回収するため、これまでは空港線の天空橋駅~羽田空港国内線ターミナル駅間とほかの区間をまたがって乗車する場合、基本運賃に加え加算運賃を設定していた。しかし、この区間の利用者が堅調に増加し、加算運賃収入などによる設備投資額などの回収が順調に進捗してきたことから、加算運賃を引き下げることになった。

 ただし、特定運賃として、羽田空港国内線ターミナル駅/羽田空港国際線ターミナル駅~穴守稲荷駅/大鳥居駅/糀谷駅/京急蒲田駅各駅の相互間でこれまで設定していた20円~30円の割り引きも10月1日に廃止する。なお、消費税率10%への引き上げに伴う鉄道運賃改定については、今後変更認可申請を行なうとしている。