沖縄の交通系ICカード「OKICA」を鍵にオリックスカーシェアを利用できる「OKICAでdカーシェア」開始

沖縄ICカード、NTTドコモ、オリックス自動車が、OKICAを鍵にカーシェアリングを利用できる「OKICAでdカーシェア」を開始

　沖縄ICカード、NTTドコモ、オリックス自動車の3社は11月13日、カーシェアリング事業とICカード事業における提携を発表。沖縄ICカードが発行する「OKICA」を活用したカーシェアリングの利用促進を行なう「OKICAでdカーシェア」の取り組みを開始した。

　この取り組みは、NTTドコモが提供する「dカーシェア」経由でオリックスカーシェア車両の鍵として「OKICA」を利用できるようにするもの。すでにdカーシェアではSuicaなどの交通系ICカードやFeliCa搭載スマートフォンを鍵として登録することで解錠できるサービスを提供しており、ここにOKICA対応が加わることになる。

　ゆいレール（沖縄都市モノレール線）や路線バス4社で利用できるOKICAに対応することで、公共交通機関とカーシェアリングを組み合わせた沖縄県内の“スマートな移動”を促進するとしている。

　利用にあたっては、dカーシェア会員登録後に、オリックスカーシェア車両でOKICAの鍵登録を行なう必要がある。OKICAでの利用は、全国のオリックスカーシェア車両に対応する。

　決済はドコモ払いまたはクレジットカード払いに対応。11月13日～2019年3月31日には、dカーシェア経由でオリックスカーシェア車両の鍵としてOKICAを登録した人に、もれなくdカードシェアで使える1000円分のクーポン（登録完了から3～4週間で進呈。進呈から31日間有効）をプレゼントする、「OKICAでdカーシェア キャンペーン」を実施する。

　オリックス自動車は現在、沖縄県内に21拠点を持ち、計40台を配備しており、今後カーステーションの増強を進める。また、ジョルダンが提供する「乗換案内」アプリと連携し、OKICAを利用可能なゆいレール各駅や路線バス停から、周辺のオリックスカーシェアの拠点を検索し、dカーシェア経由で利用予約できるシステムを導入する。

利用の流れ