ニュース
スカイマーク、就航20周年式典。星空ジェットモデルプレーンの売り上げを台風と地震の義援金に
2018年9月19日 19:17
- 2018年9月19日 実施
スカイマークは9月19日、羽田国際空港第1ターミナルの19番ゲート前で、羽田~福岡線の就航20周年を記念した式典を行なった。対象となったのは、11時15分発の福岡行きSKY009便。
同社は1996年11月に「スカイマークエアラインズ」として設立、1998年8月にボーイング 767-300ER型機の1号機を受領し、同9月19日に羽田~福岡線から営業運航を開始した。2005年には現在主力となっているボーイング 737-800型機の投入を開始し、2006年には現在の商号に変更している。
式典で登壇した代表取締役会長 佐山展生氏は、2015年の破綻と民事再生法適用について触れて「この20年、いろんなことがありました。いろんなことを乗り越えて乗り越えて、直近では3年前の民事再生ですが、これも皆さんの支援があって乗り越えることができました」と切り出し、現在は投資ファンドのインテグラル、ANAHD(ANAホールディングス)、日本政策投資銀行、三井住友銀行が株主となり、「2020年9月末までの上場を目指している」と説明、20年を振り返った。
佐山氏は、新生スカイマークの方針を検討する際、「第一に安全、第二に“お客さまの時間を大切にする”こと」に決めたと述べ、当時は利用者から「スカイマークは欠航する、遅れる」というイメージを持たれていることへの危惧があったと続ける。実際、2010年度と2011年度は国内航空各社で最下位の定時運航率だったが、再生以降は目標を「定時運航率日本一」と掲げた。その結果は本誌でもお伝えしているが、佐山氏は「利用者の協力と社員の努力があり、2017年度の国内航空12社中、1位の定時運航率を達成することができた」と、ゲート付近に集まった利用者に改めて報告した(関連記事「スカイマーク、就航20周年を記念した『星空ジェット』披露。定時運航率に続き、顧客満足度日本一を目標に」)。
そして佐山氏は「さらに目指すのはお客さまの満足度。これも日本一を目指す」として、9月末から搭乗券に印刷されるQRコードを読み取ることで表示される短いアンケートを実施し、着陸からターミナル到着までの地上走行中に回答してもらうことを考えていると説明。利用者の意見を素早く吸い上げ、日々サービス改善に努めると意気込みを示した。
その後、社員を代表して東京空港支店 ランプ管理課の安河内主幸氏が利用者に感謝を伝え、佐山氏が中心となって社員らでくす玉開披を実施。
式典の終わりには、9月3日に披露した「星空ジェット」のモデルプレーンを手にした佐山氏が改めてマイクの前に立ち、このモデルプレーンを機内や羽田のBLUE SKYで販売していること、今後Web通販を行なう検討をしていることを説明したうえで、売り上げを台風21号と平成30年北海道胆振東部地震の被災者に義援金として送ることを発表した。
10時55分から搭乗が始まると、利用者に記念品(ボーイング 737型機のピンバッジ、スカイマークのラゲージタグ、メモパッド)をプレゼントした。この日の福岡行きは9割を超える搭乗率で、定刻どおりにスポットを離れて滑走路へ向かっていった。