ニュース
沖縄に観光シーズン到来。「観光月間」オープニングイベントにミス沖縄やマハエちゃん、マハ朗くんが集結
2018年8月6日 21:45
- 2018年8月1日 実施
8月の沖縄は本格的な観光シーズン。沖縄県とOCVB(沖縄観光コンベンションビューロー)は、県民挙げて観光客を温かく迎えようと「観光月間」を定めて機運を高めている。そして8月1日を「観光の日」とし、当日は那覇市パレットくもじ前広場にて観光月間オープニングイベントが開催された。
2017年は昼からの開催だったオープニングイベントだが、2018年は日が傾いてきた17時30分からのスタート。特設ステージには、那覇バスのバスガイドで結成された音楽ユニット「うたバス」が登場。沖縄民謡や沖縄ポップスなど子供からお年寄りまで一緒に歌える曲で会場を盛り上げた。
主催者を代表して、沖縄県文化観光スポーツ部の新垣健一氏が登壇し、翁長雄志知事からのあいさつを代読した。「沖縄県は5年連続で入域観光客数、観光収入ともに増加し、観光リゾート産業は沖縄のリーディング産業として好調に推移している。今後、コアな沖縄ファンを増やしていくには行政や観光事業者の取組のみならず、県民が観光客を温かく迎え受け入れる機運が高まることが重要と考える。県民の皆さまには、観光の日、観光月間をきっかけに沖縄における観光リゾート産業の役割についてご理解、ご関心を深めていただき県民一丸となった受け入れ体制づくりのご協力をお願いしたい」と読み上げた。
続いて、今年の観光月間のキャッチフレーズの発表および表彰式が行なわれた。キャッチフレーズは6月18日から7月13日まで募集され、657件の応募があったとのこと。そのなかから最優秀賞に選ばれたのは、沖縄国際大学職員の比嘉優太さんによる「みんなが おきなわ あんばさだー!」。比嘉さんには賞状と賞品の旅行券が贈られた。
受賞者インタビューで、比嘉さんは「日頃から何か沖縄県に貢献したいと思っていたので、こういう形で微力ながら貢献できたことをうれしく思います。打倒『ウェルカムんちゅ』を狙いました(笑)。ウェルカムんちゅに負けないようなインパクトのある言葉としてアンバサダーが思い浮かんで、みんな一人一人がアンバサダー、観光大使の意識を持てば質の向上につながると思いました。平仮名にして丸みを持たせたのと、みんなが、おきなわ、あんばさだー、と語尾が全部『あ』で揃ったのも個人的にヒットかなと」と、キャッチコピーに込めた思いを語った。
また賞品の10万円分旅行券を何に使うか問われると、「石垣や宮古など、離島に行きたいと思います」と答えた。ちなみに比嘉さんは大学職員としての顔のほか、レゲエポップスユニット「Glean Piece(グリンピース)」でも活躍。9月にはワンマンライブを行なうとのことだ。
次にステージに登場したのは、観光月間ナビゲーターを務めるプロバスケットチームの琉球ゴールデンキングスから岸本選手と金城選手。
「沖縄県民一人一人が温かい心で沖縄に訪れる方々を迎え入れて、素晴らしい島沖縄をPRできるよう皆さん一緒にがんばりましょう」と岸本選手があいさつ。金城選手は、「たくさん訪れる観光客の方々が、また沖縄に遊びに来たいと思ってくれるように、ウェルカムんちゅとなって楽しい沖縄を作っていきましょう」と述べた。
続いてミス沖縄3名が揃って観光月間をアピール。「一度会えばみな兄弟の意味を持つ『いちゃりばちょーでー』の精神を広め、沖縄を笑顔あふれる島にしていきましょう」「いよいよ夏本番の沖縄に、県外海外からたくさんの観光客が訪れます。私たちミス沖縄も観光親善使節として日々活動させていただいていますが、この機会より皆さんも観光大使ウェルカムんちゅとして、うとぅいむちの心で観光客の方を迎え入れましょう」と呼びかけた。また、この日8月1日よりミス沖縄2019の募集が始まったことも紹介した。
そして、県内各地の観光レディが登壇、各地域のキャラクターも勢揃いしてにぎやかなステージとなった。最後は、全員がステージ上、ステージ前に集まり記念撮影。観光月間を盛り上げようと気合いのポーズを見せてくれた。