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高速道路各社、2018年お盆シーズンの渋滞予測。下りは10日~11日、上りは14日~15日がピーク

2018年7月25日 発表

高速道路各社が2018年お盆シーズンの渋滞予測を発表した

 NEXCO東日本(東日本高速道路)、NEXCO中日本(中日本高速道路)、NEXCO西日本(西日本高速道路)、JB本四高速(本州四国連絡高速道路)、JARTIC(日本道路交通情報センター)は7月25日、2018年お盆シーズン(8月8日~19日の12日間)の交通渋滞予測を発表した。

 2018年のお盆シーズンは8月15日をはさんで、11~12日、18日~19日がカレンダー上の週末にあたる。下りの渋滞は8月11日~12日に多発すると予測されており、特に11日は10km以上の渋滞回数が46回と最多となる見込み。上りの渋滞は8月14日~15日が予測されており、14日は50回、15日は41回と両日とも40回を超える予想。

 2018年お盆シーズンはNEXCO各社やJB本四高速らが、8月11日~12日の土・日曜をETC休日割引の適用外とし、8月9日~10日を休日割引適用日に変更することを発表している(関連記事「高速道路各社、渋滞対策で2018年お盆期間のETC休日割引適用日を変更」)。高速道路各社も渋滞ピークが予測される8月10日~11日、8月14日~15日の利用を控え、8月9日~10日、8月16日~17日の利用を検討するよう呼びかけている。

 なお、2018年お盆シーズン全体で10km以上の渋滞は558回(下り226回/上り332回)、30km以上の渋滞は36回(下り13回/上り23回)と予測されており、前年と比べて上りの渋滞が多く発生すると見込まれている。

2018年お盆シーズンの渋滞発生回数予測
2018年お盆シーズンは休日割引の適用日を変更。8月11日~12日の土・日曜は適用されず、8月9日~10日を適用日とする

特に長い渋滞発生が予測される地点

(TN:トンネル、IC:インターチェンジ、SA:サービスエリア)

NEXCO東日本管内

8月11日8時ごろ:関越自動車道(E17、下り)東松山IC付近で40km
8月15日16時ごろ:関越自動車道(E17、上り)高坂SA付近で40km

NEXCO中日本管内

8月11日6時ごろ:中央自動車道(E20、下り)相模湖IC付近で45km
8月12日9時ごろ:中央自動車道(E20、下り)相模湖IC付近で45km
8月13日7時ごろ:中央自動車道(E20、下り)相模湖IC付近で45km
8月18日7時ごろ:中央自動車道(E20、下り)相模湖IC付近で45km
8月10日19時ごろ:東名高速道路(E1、上り)大和TN付近で35km

NEXCO西日本、JB本四高速管内

8月11日11時ごろ:九州自動車道(E3、下り)筑紫野IC付近で30km
8月13日11時ごろ:九州自動車道(E3、下り)筑紫野IC付近で30km
8月11日8時ごろ:名神高速道路(E1、上り)大津IC付近で35km
8月15日17時ごろ:神戸淡路鳴門自動車道(E28、上り)舞子TN出口付近で35km

8月11日:関越自動車道(E17、下り)東松山IC付近
8月11日:中央自動車道(E20、下り)相模湖IC付近
8月11日:九州自動車道(E3、下り)筑紫野IC付近
8月15日:関越自動車道(E17、上り)高坂SA付近
8月10日:東名高速道路(E1、上り)大和TN付近
8月11日:名神高速道路(E1、上り)大津IC付近
8月15日:神戸淡路鳴門自動車道(E28、上り)舞子TN出口付近

【お詫びと訂正】初出時、タイトルの上り/下りを逆に記載しておりました。お詫びして訂正いたします。