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東京都、お台場エリアに建設中の新客船ターミナルの名称を「東京国際クルーズターミナル」と発表

Webサイトもオープン

2018年7月9日 発表

「東京国際クルーズターミナル」の名称が発表された東京・青海に整備中の新客船ターミナルのイメージ

 東京都港湾局は7月9日、東京・青海に建設中の新しい客船ターミナルの名称を「東京国際クルーズターミナル」に決定したことを発表した。併せてWebサイト「東京国際クルーズターミナル」もオープンした。

 東京港では現在、クルーズ客船を晴海客船ターミナルで受け入れているが、航路の途中にレインボーブリッジがあるために、ここをくぐれない大型客船は大井埠頭へ接岸する状況となっている。これを解消するため、船の科学館の海側エリアに大型客船を受け入れ可能な新しい客船ターミナルの整備が進められている。これに伴い、晴海客船ターミナルの閉鎖も決定している。

 これまで“新客船ふ頭ターミナルビル”と呼ばれてきた新客船ターミナルについて、「東京国際クルーズターミナル(Tokyo International Cruise Terminal)」と公表。既報のとおり、ゆりかもめの「船の科学館」駅は、2019年3月を目処に「東京国際クルーズターミナル」駅に改称する。

 新客船ターミナルは2020年6月の竣工を予定。岸壁延長は430mで、海の波や船の帆をイメージした外観と、自然採光を中心とした開放的なロビー空間を特徴とする4階建てのターミナルビルを整備する。

東京国際クルーズターミナルの陸側からのイメージ