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東京都、「東京国際クルーズターミナル」開業延期を決定。9月を目途に

2020年6月12日 発表

東京都は7月14日を予定していた「東京国際クルーズターミナル」の開業延期を決定した

 東京都は6月12日、お台場/青海エリアの船の科学館近くに整備を進めている新たな客船ターミナル「東京国際クルーズターミナル」の開業延期を決定したことを発表した。

 東京国際クルーズターミナルは、レインボーブリッジの桁下高の影響で通行できない大型客船にも対応できるターミナルとして計画され、2020年7月14日の開業を目指して整備を進めてきたもので、Royal Caribbean Internationalのスペクトラム・オブ・ザ・シーズを第1船に、秋にはキュナードのQueen Elizabeth(クイーン・エリザベス)の入港などが予定されていた。現在、新型コロナウイルスの影響で世界的にクルーズの中止が相次ぐなか、新ターミナルの開業も延期となった。

 東京都港湾局では、新たな開業時期について、9月を目途に新型コロナウイルスの収束状況を見て判断するとしている。

建設中の東京国際クルーズターミナル(2018年12月撮影)