東京国際クルーズターミナルでオリンピック期間にホテルシップ実施。客船「コスタ・ベネチア」利用

東京国際クルーズターミナルでホテルシップとしての利用が計画されているコスタクルーズ保有の客船「コスタ・ベネチア」（C）コスタクルーズ

　東京都港湾局は、2020年7月14日に開業を予定する東京国際クルーズターミナルにおいて、東京2020オリンピック期間中となる2020年7月24日～29日にホテルシップを実施することを発表した。

　ホテルシップは客船をホテルとして活用するもので、東京2020オリンピック開催期間中には、JTBが横浜港においてプリンセス・クルーズの「サン・プリンセス」を利用したホテルシッププランを発売している（関連記事「JTB、東京2020オリンピック観戦チケットが付いた『ホテルシップ』への宿泊プラン。6月15日0時から抽選エントリー開始」）。

　東京都では、東京国際クルーズターミナルのさらなる活用と、臨海エリアのにぎわい創出を図る目的でホテルシップを計画。コスタクルーズが保有する「コスタ・ベネチア」を利用する。コスタ・ベネチアは2019年2月に就航したばかりで、この4月に東京・大井埠頭に日本初入港したばかり。総トン数13万5500トンの大型客船で、2116室の客室を持つ。

　東京都ではホテルシップ実施に向け、関係機関などと詳細について協議、調整を行なっていく。