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ANA、国内線「片道運賃」「往復運賃」を空席連動型運賃「ANA FLEX」へリニューアル。10月28日搭乗分から

「特割」「旅割」は「ANA VALUE」「ANA SUPER VALUE」に名称変更

2018年3月22日 発表

ANAが国内線航空券の運賃などをリニューアル

 ANA(全日本空輸)は3月22日、国内線の運賃ラインアップや予約/販売期間、マイレージプログラムの特典航空券の予約期間などのリニューアルを発表した。2018年秋より順次、新ルールを導入する。

 搭乗当日でも購入でき、予約変更も可能な従来の「片道運賃」「往復運賃」は、空席予測数に応じて4段階に運賃が変動する「ANA FLEX」へと変更。運賃名称にA~Dのサフィックスが付けられ、ANA FLEX-Aが最高、ANA FLEX-Dが最安の運賃額となる。

 従来の「特割」「旅割」は、それぞれ「ANA VALUE」「ANA SUPER VALUE」へと名称を変更。予約期限別にANA VALUE 1/3、ANA SUPER VALUE 21/28/45/55/75の名称となり、それぞれ空席に連動した運賃が設定される。

 同運賃の適用は10月28日搭乗分より適用。そのほかの運賃は従来と同じ適用条件となる。

「ANA FLEX」「ANA VALUE」「ANA SUPER VALUE」の適用条件など
「ANA FLEX」「ANA VALUE」「ANA SUPER VALUE」の新体系における運賃イメージ

 また、ANA FLEXを含む予約変更可能運賃について、9月3日予約分から搭乗355日前の9時30分に予約販売を開始するよう変更する。9月2日までの予約分については従来の搭乗2カ月前同一日の9時30分開始となる。

 このほか、マイルで利用できる国内線特典航空券の予約期間も変更。搭乗2カ月前同一日の9時30分から予約できる従来の条件を10月27日搭乗分までの適用とし、10月28日搭乗分からは、運航ダイヤ期間の一斉予約となる。併せて、予約/変更を搭乗前日まで可能とするほか、有効期間を1年間へ拡大。ただし、搭乗当日に空港で前便に変更することができなくなる。