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ホテルマイステイズプレミア成田、711室に増室してリブランドオープン。成田空港までシャトルバス10分

成田エクセルホテル東急を改装、全シングルルームのベッド幅を140cmに

2018年3月20日 開催

マイステイズ・ホテル・マネジメントが「ホテルマイステイズプレミア成田」の内覧会を実施

 マイステイズ・ホテル・マネジメントは、成田エクセルホテル東急(千葉県成田市)の運営を引き継ぎ、2月1日に「ホテルマイステイズプレミア成田」としてリブランドオープンした。

 成田エクセルホテル東急本館の一部客室と南館の全客室を改装し、客室数は706室から711室に増室。すべてのシングルルームがベッド幅140cmのゆとりあるダブルルームとなり、ツインルームもベッド幅が120cmで、広々と快適に過ごせるようになった。

ホテルマイステイズプレミア成田

所在地:千葉県成田市大山31
客室数:711室
階数:地上11階、地下1階
設備:レストラン、宴会場、会議室、自動販売機、売店、テニスコート、サウナ、プール、エクササイズルーム、マッサージ、無料Wi-Fi
TEL:0476-33-1661
Webサイト:ホテルマイステイズプレミア成田

旅行前後の宿泊だけでなく、さまざまな利用を想定したサービスと館内設備

 マイステイズプレミア成田は成田空港からクルマで約10分、JR成田駅と京成成田駅からもクルマで約10分の場所にあり、駐車場を完備。成田空港へのシャトルバスも運行しているので、出張や旅行前後の利用に便利な立地になっている。成田へは約4.1kmで、近隣観光名所としては成田山新勝寺(約3km)、成田ゆめ牧場(約10.3km)、東京ドイツ村(約25.5km)などがある。

 館内設備は24時間営業で酒とたばこも販売しているコンビニエンスストア(ファミリーマート)、製氷機、自販機、ランドリー、クリーニング(有料)、マッサージ(有料)、宅配便取扱い、郵便物取扱い、コピー/ファクス、ホワイトボードなどのサービスのほか、テニスコート、プール、サウナ、大浴場、フィットネスセンター、合計14の宴会場・会議室などに拡充し、ますます便利に利用できるようになった。

 館内のレストランは、11階に日本料理「あづま」、中華料理「蓬莱(ほうらい)」、バー「ペガサス」があり、1階の「ガーデニア」ではバラエティあふれるビュッフェ料理を提供しており、ライブ感のある朝食ビュッフェも好評とのこと。宴会場は、パーティや展示会など大規模なイベントから、会議、各種宴会まで幅広く対応可能。マイステイズプレミア成田最大の「オークルーム」は432m2の広さで、立食350名、着席280名まで利用可能となっており、用途や利用人数に合わせて会場の選択が可能とのことだ。

こちらは11階にある日本料理「あづま」の店内。営業時間外だったため料理を見ることはできなかったが、成田空港側のテーブル席からの眺めは飛行機好きに喜ばれそうだ
11階の中華料理「蓬莱」の店内
11階のバー「ペガサス」。空港の夜景や飛び立つ飛行機を眺めながら呑んだら、さぞ美味しいだろう
こちらは11階の「スカイルーム」と名付けられているビジネスユースにも適している会議スペース
地下1階のレセプション会場「ルビー」
地下1階のレセプション会場「サファイア」
地下1階のレセプション会場「ガーネット」
バラエティあふれるビュッフェ料理を提供する1階の「ガーデニア」と24時間営業の「ファミリーマート」。ロビーの公衆電話の上には世界各国の時刻を表示する時計があった
1階と地下1階の喫煙室。1階の喫煙室は明るく開放感がある
中庭やレセプション、装飾なども高級感が漂っている

 客室は、コンフォートダブルやスーペリアツイン、スーペリアトリプルなど多彩。すべてのシングルルームがベッド幅140cmのダブルベッド、ツインルームもベッド幅が120cmと快適。カップル向けルーム、ファミリー向けルーム、3世代向けルーム、グループ向けルームなども用意されている。

 客室には今では当たり前となっている無料Wi-Fi、有線LANポート、ベッドごとに装備されている充電用USBポート、空気清浄機、ユニットバス、シャワー、温水洗浄トイレ、テレビ、デスク、電気スタンド、目覚まし時計、電話、セーフティボックス、ミニ冷蔵庫、湯沸しポットなどが装備され、低反発枕、ナイトウェア、シャンプー、リンス、ボディソープ、ハンドソープ、フェイスタオル、バスタオル、ボディスポンジ、歯ブラシセット、カミソリ、シェービングクリーム、ヘアブラシ、シャワーキャップ、くし、綿棒、ドライヤー、消臭スプレーなどのアメニティも充実している。

 ベッドやデスク、壁などにあるコンセントの数は多めで、ノートPCやカメラのバッテリなどの充電にも不便はなさそうだ。客室によってサイズは異なるが、B5サイズのノートPCであれば作業に不便を感じなさそうなデスクとチェアが各室にあり、ビジネスユースにも適していそうだ。

こちらが69.6m2の「プレミアスイート」。独立したデスク、リビング、ベッドルームにも大型テレビがありバスルームはシースルー。トイレは2つある
こちらも69.6m2のジャパニーズスイート「なごみ」。基本的なルームサイズは「プレミアスイート」と共通だが、和な雰囲気の座敷があり、ベッドも低床なものとなっている
こちらは34.8m2の「エグゼクティブツイン」。最大人数5人ではあるが、開放感あるスペースは2人で使いたい部屋
こちらは29.1m2の「デラックスツイン」
こちらは23.2m2の「スーペリアツイン」
こちらは21.2m2の「スーペリアダブル」
こちらは21.2m2の「コンフォートツイン」
こちらは28.8m2の「スーペリアトリプル」
こちらは23.2m2の「スタンダードアーバンツイン」。部屋のグレードごとに有線LANのポートや携帯電話充電用USBポートの位置や形状は異なるが、基本的には全室標準装備
こちらは23.2m2の「スタンダードツイン」。ビジネスユースであれば必要にして十分な設備と空間が用意されている

地域とともに発展したいという、周辺自治体とマイステイズプレミア成田

 内覧会後に催された懇親会で、最初に主催者代表あいさつを行なった、マイステイズ・ホテル・マネジメント 代表取締役社長の麻野篤毅氏は、「今回このように成田で、これから観光立国を目指す日本の基幹ホテルとなるべく運営をできることは、ありがたく感謝の気持ちでいっぱいですし、成田地区の発展とともにこのホテルも成長できるように、ご支援、ご愛顧ください」と来場者へ語りかけた。

株式会社マイステイズ・ホテル・マネジメント 代表取締役社長 麻野篤毅氏は「幅広いホテル事業展開がマイステイズ・ホテル・マネジメントの強み」とコメント

 来賓のあいさつに立った成田市長の小泉一成氏は、「日本は観光立国を目指しており、(2017年に急成長した)海外からの訪問者数の1位は日本だが大阪で、東京は6位。なぜ大阪が1位かと言えば、一番の要因は関西空港のLCCが非常に伸びたことによるようです。これまでは週に47便だったのが、2017年は481便と10倍以上に増えています。

 成田空港でも、3本目の滑走路、滑走路の延長、飛行回数5万回など、空港を取り囲む自治体が機能強化に同意しましたので、成田空港の利便性がぐんと向上し、多くの日本のお客さま、外国のお客さまにご利用いただき、日本の成長戦略にも大きく寄与できるのではないかと期待しております」と成田空港の機能拡充について触れ、「成田の観光資源は、現在8000室あるホテル業です。この8000室が大きな強みであると認識して、成田市の観光協会、商工会議所としっかりと連携を取り、観光立市を目指しております」とコメントした。

成田市長 小泉一成氏
佐倉市長 蕨和雄氏
芝山町長 相川勝重氏
マイステイズ・ホテル・マネジメント 代表取締役会長 山本俊祐氏、代表取締役社長 麻野氏、ホテルマイステイズプレミア成田総支配人 髙橋浩康氏、成田市長 小泉氏、佐倉市長 蕨氏、芝山町長 相川氏のほか、成田商工会議所、成田市観光協会の来賓による鏡開きと乾杯が行なわれた