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ANA、新千歳空港の搭乗手続きをリニューアル。自動手荷物預け機「ANA Baggage Drop」設置など導入
11月8日オープン。シンプルで分かりやすい搭乗スタイル「ANA FAST TRAVEL」を展開
2017年10月31日 12:14
- 2017年10月31日 発表
- 2017年11月8日 導入
ANA(全日本空輸)は10月31日、新千歳空港の出発カウンターを11月8日にリニューアルすることを発表した。羽田空港などで導入している新たな搭乗スタイル「ANA FAST TRAVEL」を導入する。
ANA FAST TRAVELは、2015年から順次、羽田空港で展開してきたもので、出発手続きなどをシンプルで分かりやすく、待ち時間が短くなるよう、導線や案内表示などをデザインしたもの。新千歳空港が2番目の導入空港となり、要点は以下のとおりとなる。
出発カウンターのレイアウト変更とデザインリニューアル
自動手荷物預け機「ANA Baggage Drop」や自動チェックイン機を集約して設置することで特定カウンターの混雑を防止。搭乗手続きや手荷物預かりなど案内は、大きな文字やピクトグラムを活用して、出発する全利用者に分かりやすく表示する。
また、空席待ちカウンターを、出発カウンターから搭乗ゲートエリアへ変更するほか、有人カウンターで手荷物を計量する重量計を床と同じ高さにすることで置きやすくするなどの利便性向上を図る。
自動手荷物預け機「ANA Baggage Drop」、インライン・スクリーニング導入
従来は、手荷物を預け入れる前にX線検査を実施していたが、飛行機に搭載されるまでに自動的に検査する「インライン・スクリーニング・システム」を導入。併せて、自動手荷物預け機「ANA Baggage Drop」を10台導入する。ANA Baggage Dropの導入は羽田空港に続いて2空港目となる。
「Special Assistanceカウンター」を中央保安検査場近くへ設置
体の不自由な利用者や子供連れなど、搭乗に際してサポートが必要な乗客向けの「Special Assistanceカウンター」を中央保安検査場の近くに設置することで利便性を向上。カウンター内部は床材を車椅子やベビーカーで利用しやすい素材とするほか、車椅子に座ったまま続きできるカウンターを導入するなど、ユニバーサルデザインに配慮したサービスを提供する。
プレミアムチェックインカウンターをリニューアル
ANAマイレージクラブの上級会員などが利用できるプレミアムチェックインカウンターを、室内型カウンター「ANA PREMIUM CHECK-IN」にリニューアル。専用の保安検査場は9月にオープンした「ANA SUITE LOUNGE」「ANA LOUNGE」に直結する。