ANA、羽田空港国内線出発カウンターで遠隔手話通訳サービス4月21日提供

オペレーターが専用タブレットを通じて手話と音声の同時通訳を行なう

　ANA（全日本空輸）は4月21日、羽田空港国内線第2旅客ターミナルの出発カウンターで遠隔手話通訳サービスの提供を開始した。

　4月21日にリニューアルされたANAの出発カウンターでは、障がい者や介助が必要な人、子供連れといった利用者の利便性に配慮した、アクセス性のよいユニバーサルデザインの「Special Assistanceカウンター」が中央エリアに設けられている。今回の遠隔手話通訳サービスは、このカウンターで専用タブレットを使い提供される。

　この遠隔手話通訳サービスは、仙台に拠点を置く福祉ソリューション事業企業プラスヴォイスの協力により実現したもので、カウンターに備えられた専用タブレットを通じ、オペレーターが利用者と係員のやり取りを手話と音声で同時通訳、コミュニケーションをサポートする。遠隔手話通訳サービスは日本の空港カウンターとしては初めて導入されたもので、順次国内空港に展開する予定だという。

遠隔手話通訳サービスは「Special Assistanceカウンター」で提供される