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ソラシドエア、長崎県南島原市とコラボした「手延そうめんのまち おいしい南島原号」就航
空恋プロジェクト第20弾
2017年9月29日 22:27
- 2017年9月29日 就航
ソラシドエアは、地域振興・機体活用プロジェクト「空恋~空で街と恋をする~」の第20弾として9月29日より約1年間、長崎県の南島原市をテーマとした「手延そうめんのまち おいしい南島原号」を就航させた。長崎県とのコラボレーションは2例目となる。
手延そうめんのまち おいしい南島原号に使用される機体は、ボーイング 737-800型機(登録記号:JA801X)。機体後部の左右にラッピングされているイラストは、南島原の特産品である手延べそうめんを食べるご当地キャラクター「ベイガ船長」、その背景には市の花であるひまわりとイルカウォッチングが盛んな有明海が描かれている。期待前方の搭乗口付近には、「おいしい南島原」のロゴも入る。
就航初便として、長崎空港ではセレモニーが開催された。南島原市長の松本政博氏は「就航15週年を迎えられましたソラシドエアさまは、九州に豊富なネットワークを築いてこられました。南島原市としましてもシティプロモーション事業を展開しているところであり、双方の意見が合致し、今回のプロジェクトにつながり今日の就航に至りました。これから世界文化遺産の登録に向けて、長崎と天草エリアの潜伏キリシタン関連遺産や、イルカウォッチングなど市の魅力をアピールしてまいります」とコメント。
続いて、ソラシドエア 代表取締役社長の髙橋宏輔氏から「松本市長をはじめ、南島原市の方にご賛同いただきまして、本日の就航開始を迎えられましたこと、感謝申し上げます。空恋プロジェクトは今回で20機目という記念すべき就航となりました。先日、羽田空港にてソラシドマルシェというイベントを行ないました。九州の15の自治体さまに参加いただきまして、南島原市さんは『ベイガ船長』にも登場してもらい大変注目を集めました。
手延べそうめんもとても美味しいのですが、島原エリアは海岸線のよく見える風光明媚な風景が広がっており、潜伏キリシタン関連の遺産も多く、素晴らしい場所です。『手延そうめんのまち おいしい南島原号』によって多くの観光客に足を伸ばしてもらいたい。機内パンフレット以外にもアピール手法を考えております」と挨拶した。
セレモニーは、テープカットへと進み、南島原市長 松本政博氏、ソラシドエア 代表取締役社長 髙橋宏輔氏、南島原市議会議長 中村一三氏、国土交通省 大阪航空局 長崎空港事務所 空港長 小川順平氏、長崎空港ビルディング 代表取締役社長 中村昭彦氏らが参列した。その後、ソラシドエアのCA(客室乗務員)と南島原ひまわり観光協会観光大使の永池沙織さん、そしてベイガ船長も加わりフォトセッションとなり、セレモニーは終了した。
手延そうめんのまち おいしい南島原号の初便は、SNJ38便(長崎12時15分発~羽田14時00分着)。164名(うち幼児3名)の乗客を乗せたSNJ38便は、32番滑走路から羽田空港へ向けて飛び立った。