ニュース

ANA、国際線エンタテイメントプログラムにユニバーサルサービス対応コンテンツを11月新設

音声ガイド付きや字幕ガイド付き番組

2016年11月 開始

ボーイング 787-9型機のプレミアムエコノミークラスのシートモニター

 ANA(全日本空輸)は10月19日、11月から国際線の機内エンタテイメントプログラムにユニバーサルサービス対応コンテンツを導入すると発表した。

 機内に搭載されるユニバーサルサービス対応の映像コンテンツは、目が不自由な利用者向けに、画面上の人物の動きや風景などを音声で解説する「音声ガイド」付き番組、耳が不自由な利用者向けに、セリフやナレーションなどの音声情報を字幕で表示する「字幕ガイド」付き番組となる。

 11月はプログラムでは、音声ガイド対応の映画が「インデペンデンス・デイ: リサージェンス」(英音声)、「レインツリーの国」(日音声)など3番組、ビデオプログラムが「笑点」(日音声)など2番組、字幕ガイド対応は映画が「96時間/レクイエム」(英字幕)、「君の名は。」(日字幕)など6番組、ビデオプログラムが「ガイアの夜明け」(日字幕)の1番組となる。

 なお、ANAでは国際線のエンタテイメントプログラムの多言語化も合わせて進める。これは海外からANAを利用して訪日する利用者が増えているためだという。