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JAL、2016年度の路線便数計画を発表
成田~モスクワ線を増便、ボーイング 777-200ER型機を「SKY SUITE」へ改修
(2016/1/21 15:26)
- 2016年1月20日 発表
JAL(日本航空)は1月20日、2016年度の路線便数計画を発表した。成田~モスクワ線を4~6月に週4便、7月~10月に週5便と1便ずつ増便。国際線では、ボーイング 777-200ER型機を「SKY SUITE」仕様へ改修するほか、プレミアムエコノミーサービス提供路線を拡大。787型機の運用も増加させる。国内線では、「JAL SKY NEXT」のサービスを拡大する。
国際線
「SKY SUITE」シート仕様のボーイング 787-9型機を成田~ボストン線、成田~クアラルンプール線で導入。羽田/成田/関西/中部(セントレア)~ホノルル間にはプレミアムエコノミーを順次導入予定。羽田~北京線、成田~香港線と成田~台北(桃園)線では、ビジネスクラスにシェルフラットネオ座席を装着したボーイング 787-8型機を新たに投入する。SKY SUITE仕様に改修したボーイング 777-200ERは、今夏以降、羽田~バンコク線、羽田~シンガポール線を中心とした東南アジア路線へ投入する。
増便
成田~モスクワ線(JL421便/JL422便)週4便、月・水・金・日曜日運航 3月27日~6月30日 、週5便、月・水・金・土・日曜日運航 7月1日~10月29日
※3月27日~3月31日の便名はJL441便/JL442便。
ダイヤ変更
成田~パリ線(JL415便):成田(11時40分)発~パリ(17時10分)着
主な機材変更
成田~ボストン線(JL008/JL007便):6月11日~、ボーイング 787-8型機→ボーイング 787-9型機
成田~クアラルンプール線(JL723/JL724便):9月11日~、ボーイング 767-300ER型機→ボーイング 787-9型機
羽田~北京線(JL025/JL020便):3月27日~、ボーイング 767-300ER型機→ボーイング 787-8型機
成田~香港線(JL735/JL736便):3月31日~、ボーイング 767-300ER型機→ボーイング 787-8型機
成田~台北(桃園)線(JL809/JL802便):7月1日~、ボーイング 767-300ER型機→ボーイング 787-8型機
国内線
「クラスJ」を設定した新機材「エンブラエル190」型機を、伊丹~鹿児島線をはじめとした伊丹発着路線で順次展開。
2014年度に配分された「羽田空港政策コンテスト枠」で運航している羽田~山形線は、地域と一体になった利用促進が奏功し、コンテスト枠有識者懇談会にて最高評価を得た。その結果を踏まえて国土交通省より2016年度以降、3年間の羽田発着枠延長配分を受けたことから、1日2便運航を継続する。
一部路線については、プロペラ機材からリージョナルジェット機材へ変更する。沖縄圏域の離島間運航では、貨物室を従来機に比べ2.5倍以上に拡張したボンバルディア DHC-8-400型機のカーゴ・コンビ仕様を定期路線に就航させ、旅客、貨物双方の需要増加への対応を図る。
季節運航
伊丹~松本線:1日1便(8月1日~8月31日)
伊丹~女満別線:1日1便(7月16日~7月18日、7月23日~7月25日、7月30日~8月31日)
新千歳~出雲線:週4便(8月1日~8月31日、月・水・金・日曜日運航)
新千歳~徳島線:週3便(8月1日~8月31日、火・木・土曜日運航)
中部~釧路線:週3便(8月1日~8月31日、火・木・土曜日運航)
中部~帯広線:週4便(8月1日~8月31日、月・水・金・日曜日運航)
増便
羽田~那覇線:1日13便(1便増便 3月27日~4月27日、5月1日~10月29日)、1日14便(2便増便 4月28日~30日)
羽田~旭川線:1日5便(1便増便、7月16日~8月31日)
羽田~函館線:1日4便(1便増便、7月20日~8月11日)
羽田~青森線:1日8便(2便増便、7月20日~ 8月11日)
伊丹~青森線:1日4便(1便増便、7月20日~ 8月11日)
減便
羽田~三沢線:運休(7月20日~8月11日)
羽田~長崎線:1日6便(1便減便、3月27日~)
伊丹~三沢線:運休 7月20日~8月11日
丘珠~三沢線:運休 7月20日~8月11日
福岡~松山線:1日4便(1便減便、3月27日~)
福岡~宮崎線:1日7便(1便減便、3月27日~)
福岡~鹿児島線:1日1便(1便減便、9月1日~)