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JAL、2015年冬期スケジュールの運航および機材計画を発表
2016年2月にはヨーロッパ線全便が「SKY SUITE」に
(2015/8/19 22:32)
- 2015年8月19日 発表
JAL(日本航空)は8月19日、冬期(10月25日~2016年3月26日)スケジュール期間の運航計画および機材計画を発表した。10月~11月発券分の燃油サーチャージを現行の4月~9月発券分と同額となることも同日発表している。
国際線では、10月25日より成田~モスクワ線を週4往復から3往復(水・金・日)運航へ減便。機材はボーイング 787-8を使用し、2016年2月3日運航便からは「JAL SKY SUITE 787」(SS8)で運航する。これにより、JALのヨーロッパ路線は、全便でSKY SUITE仕様の機材を使用することになる。
このほか、7月1日にボーイング 787-9(SS9)が投入された成田~ジャカルタ線では、旺盛な需要に対応するためにファーストクラスを持つボーイング 777-300ER(SS7)へ機材を変更。ほか、下記のとおり使用機材を変更する。
- ●国際線の機材変更
- 成田~フランクフルト(JL407/408)
- ボーイング 777-300ER(SS7) → ボーイング 787-9(SS9)
- 成田~モスクワ(JL441/442)
- ボーイング 787-8 → ボーイング 787-8(SS8)
- ※2016年2月3日より
- 成田~ジャカルタ(JL725/726)
- ボーイング 787-9(SS9) → ボーイング 777-300ER(SS7)
- 成田~ハノイ(JL751/752)
- ボーイング 767-300ER(SS6) → ボーイング 787-8(SS8)、787-9(SS9)
- 羽田~バンコク(JL033/032)
- ボーイング 777-200ER → ボーイング 767-300ER(SS6)
- ※2015年10月25日~12月25日
- ボーイング 767-300ER(SS6) → ボーイング 777-200ER
- ※2015年12月26日より
- 羽田~シンガポール(JL037/036)
- ボーイング 777-200ER → ボーイング 767-300ER(SS6)
- ※2016年1月4日より
- 成田~シドニー(JL771/772)
- ボーイング 777-200ER → ボーイング 777-300ER(SS7)
- 羽田~松山/台北(JL097/098)
- ボーイング 767-300ER → ボーイング 777-200ER
- 成田~仁川/ソウル(JL959/954)
- ボーイング 767-300ER → ボーイング 737-800
国内線の増減便数は下記のとおり。減便路線のうち、新千歳~秋田線、新千歳~花巻線、鹿児島~屋久島線は減便期間を2016年3月26日までとしており、季節需要に合わせた便数調整となる。
機材については、福岡~徳島線で10月25日からボンバルディア DHC-8-Q400、福岡~高知線で2016年1月7日からエンブラエル E170を使用。このほかの国内線においては、羽田発着路線を中心に「JAL SKY NEXT」仕様機材を拡充する。
国内線の早期割引運賃「先得割引」「スーパー先得」「ウルトラ先得」は、8月25日9時30分より受付を開始する。
- ●増便する国内線(1日あたりの便数)
- 羽田~関西
- 2往復/4便 →3往復/6便
- 羽田~長崎
- 6往復/12便 → 7往復/14便
- 新潟~新千歳
- 2往復/4便 → 3往復/6便
- ●減便する国内線(1日あたりの便数)
- 羽田~那覇
- 14往復/28便 → 12往復/24便
- 羽田~岡山
- 6往復/12便 → 5往復/10便
- 羽田~北九州
- 6往復/12便 → 5往復/10便
- 羽田~熊本
- 9往復/18便 → 8往復/16便
- 新千歳~秋田
- 3往復/6便 → 2往復/4便
- 新千歳~花巻
- 4往復/8便 → 3往復/6便
- 福岡~徳島
- 2往復/4便 → 1往復/2便
- 福岡~高知
- 4往復/8便 → 3往復/6便(10月25日~2016年1月6日)
- 3往復/6便 → 2往復/4便(2016年1月7日~)
- 鹿児島~屋久島
- 5往復/10便 → 3往復/6便