ニュース

JAL、羽田空港国内線第1ターミナルで七夕イベント。保育園児が童謡を合唱

パナソニックの光ID技術「LinkRay」を使った“願いごとのつぶやき”も

2017年7月7日 実施

JALは羽田空港国内線第1旅客ターミナルの出発ロビーで七夕イベントを実施した

 JAL(日本航空)は7月7日、羽田空港国内線第1旅客ターミナルの出発ロビーにおいて、毎年恒例となっている七夕イベントを開催した。「JAL 羽田空港 七夕イベント 2017」と題され、出発ロビーに笹竹を設置したイベントコーナーを用意。誰でも自由に短冊に願いごとを書いて笹竹に飾り付けできるようになっており、これから旅行に出発する利用客などが、短冊に願いごとを書いて結び付ける姿が見られた。

 イベントコーナーには、浴衣で着たJALスタッフも駆けつけ、利用客にお菓子やうちわを配ったり、笹竹への結び付けを手伝ったりしていた。さらに、機長姿のポンタも登場し、子供たちと一緒に記念撮影する姿も見られた。

 11時からは、羽田空港内の保育園「アンジュ保育園」に通う園児が集まった。園児たちは浴衣や甚平を着て、笹竹の前で「たなばたさま」や「きらきらぼし」、「海」などの童謡を合唱。機長姿のポンタと大いに盛り上がるひと幕もあり、終始和やかな雰囲気でイベントは進行した。

羽田空港第1ターミナル出発ロビーに用意された、七夕イベントコーナー
笹竹を設置して、誰でも自由に短冊に願いごとを書いて結び付けられるようになっていた
横には短冊に願いごとを書けるテーブルも用意
イベントには、浴衣で着たJALスタッフの有志も参加
JALスタッフが短冊への記入や結び付けをお手伝い
お菓子やうちわなどを用意して利用客に配布した
大勢の利用客が訪れ、短冊に願いごとを書いていた
思い思いの願いごとを記入
願いごとを書いた短冊を笹竹に結び付け
たくさんの短冊が飾られた
イベントには機長姿のポンタも参加し、利用客に愛嬌を振りまいていた
羽田空港内の保育園「アンジュ保育園」の園児もイベントに駆けつけた
園児たちは七夕にちなんだ童謡を合唱し、利用客を楽しませた
園児とJAL地上係員、ポンタで記念撮影
ポンタは園児にも大人気だった

 加えて今年のイベントでは、笹竹の横にデジタルサイネージを設置し、パナソニックが可視光通信技術を発展させた光ID技術「LinkRay」を利用して「願いごとのつぶやき」を行なうという試みも実施された。

 LinkRayは、液晶ディスプレイのバックライトを高速に点滅させてデジタルデータを送信する技術。スマートフォンにインストールした専用アプリを起動し、液晶ディスプレイの画面をカメラで捉えることでデータを受信し、さまざまなアクションを起動できる。

 今回の試みでは、データを受信すると専用Webサイトが開き、そのWebサイトに記載されている専用のキャンペーンハッシュタグを付加してTwitterやInstagramに七夕の願いごとをつぶやくという仕組みになっていた。

 新しい取り組みであり、ノベルティグッズのプレゼントもあり、利用客は興味津々でデジタルサイネージにスマートフォンをかざし、願いごとをSNSに投稿していた。

イベントコーナーに設置された、パナソニックの可視光通信技術を発展させた光ID技術「LinkRay」対応デジタルサイネージ
スマートフォンで専用アプリを起動し、カメラでデジタルサイネージの画面を捉えるとデータを受信し、さまざまなアクションが実行される
今回のイベントでは、データを受信すると専用Webサイトが開く
新しい試みということもあって、興味津々で試す利用客の姿が多く見られた
専用Webサイトに記載されているキャンペーンハッシュタグをつけてつぶやくと、オリジナルグッズをプレゼント