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JALが七夕イベントを成田空港で実施。ホノルル便を浴衣姿でお見送り
ラウンジでは「鶴丸」にカービングした「富里スイカ」を提供
2017年7月9日 20:00
- 2017年7月7日 実施
JAL(日本航空)は、7月3日から7日までの5日間「JALグループの七夕祭り」をさまざまな空港で実施。成田国際空港でも、7月7日の午前に第2ターミナルの国際線チェックインカウンター付近で、園児とともに笹竹の飾り付けイベントを行なったのは既報のとおり。日本ならではの行事を、子供たちの笑顔とともに盛り上げた。
同日夜には、20時出発のJL786便ホノルル行きの出発前の62番ゲートでもイベントを実施したのでレポートする。
出発前に短冊に願いを込める
浴衣姿のJALスタッフと一緒に記念撮影も
成田国際空港第2ターミナルの62番ゲートでは笹竹と短冊が用意され、乗客は思い思いの願いを書き込み、笹竹に結び付け、七夕を満喫しているようだった。浴衣姿のJALスタッフが、搭乗を待つ乗客に積極的に声をかけ、笹竹まで案内したり、結び付けるのを手伝ったりと、ほのぼのとした空気があふれていた。
62番ゲート周辺では、栗山米菓から提供された「星たべよ」を乗客にプレゼント。突然のサプライズに子供や多くの乗客が笑顔になっていた。
短冊へ願いごとを結び付けるだけではなく、笹竹などのデコレーションを背景にした記念撮影も行なわれており、カップルや家族全員でイベントの記念にと撮影を楽しみ、出発までのひとときを楽しんでいた。
このイベントについて乗客に話を聞いてみたところ、「搭乗口に来て初めて知りました!」と驚いていた様子。また「七夕の雰囲気を感じられてこの便にしてよかった」という感想も聞くことができた。短冊を結んでいた家族連れの多くは、「家族全員の健康」を願いごととしていた。笹竹にはたくさんの願いごとが結び付けられており、読んでいるととても温かな気分になれた。
いよいよ搭乗が始まると、ボーディングブリッジやランプにも浴衣を着たJALスタッフの姿が。ランプでは、星をイメージするようにキラキラとペンライトを振りながら、「ご搭乗ありがとうございます」の横断幕を持って、JL786便を見送った。機内から手を振る乗客も多く、旅の始まりの演出を楽しんでいる様子だった。
ラウンジでは千葉県産「富里スイカ」を提供
美味しい七夕祭りを舌でも満喫!
また、サクララウンジとファーストクラスラウンジでも、舌で味わう美味しい七夕祭りを実施。千葉県の富里市から提供された名産品「富里スイカ」を提供し、七夕をお祝いしていた。
昼と夜の温度差の大きさにより生まれる抜群の甘さと、あふれ出るほどジューシーな果汁が特徴で、夏を乗り切るにはぴったり。カリウムやビタミンAとCを多く含み、利尿作用やむくみ防止にも効果があるといわれている。ラウンジでは、大玉にJALの「鶴丸」マークのカービングが施されているなどフォトジェニックに仕上がっていた。くり抜いたスイカの中には、食べやすいサイズにカットされたフルーツなどがたっぷり。この時期ならではの演出に、多くの利用者がその味わいを楽しんでいた。
なお、富里スイカを紹介するコーナーもあり、富里スイカのPRキャラクターで毎年「スイカロードレース」に登場する「とみちゃん」のフィギュアや、パンフレットなども用意されていた。
ラウンジの受付付近には、ほかと同様に笹竹と短冊も用意され、願いごとを書いた利用客には「星たべよ」をプレゼント。記念撮影を楽しむ人も多く、とても賑わっていた。
チェックインカウンター、ラウンジ、搭乗ゲート、さらにランプまで七夕気分満載の「JALグループの七夕祭り」を、ファミリーはもちろん、ビジネスマンや一人旅の人も、空港での七夕を楽しんでいた。なお、短冊は8月に仙台の大崎八幡宮に奉納祈願される。