若林直樹のトラベルフォトギャラリー

神々の棲む島・バリ島(インドネシア)

 人気のリゾート地であるバリ島は、4世紀ごろジャワ王朝に支配されてヒンドゥー教が広まり、その後もさまざまな王朝の支配受けている。それとともにヒンドゥー教以外にも仏教やイスラム教などの宗教が信仰され、今ではバリ島独自の「バリ・ヒンドゥー」を90%の人が信仰しているという。

 こうした宗教や王朝時代によって作られた寺院やその遺跡は独特の雰囲気をもっており、バリ島の魅力になっている。多くの寺院は石作りで、ユニークな像も多く楽しませてくれている。伝統舞踊も有名でレゴンダンスやバロンダンス、そしてクチャックダンスは必見だ。

 バリ島の人々はフレンドリーで、すぐに家に招待してくれるなど、1人旅でも十分楽しませてくれた。バリ島に行くにはデンパサール国際空港への直行便がベストだ。乗り継ぎ便は多くあるが時間がかかる。

 宿泊は高級リゾートホテルから安い宿まで多くあるので、ツアーでなければ格安なリゾートホテルがお勧めだ。私も以前クタ近くの格安リゾートホテルに宿泊したが、オーストラリア人らが長期滞在しているホテルで、予想以上に快適だった。

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若林直樹(STUDIO海童)

雑誌、広告等の仕事の傍ら、ライフワークとして自然や癒される空間を求めて国内外を旅している。撮影対象はICチップからアフリカ象まで幅広い。デジタルカメラは1995年からコンパクトからプロ機までテストレビューに携わる。自宅ではフェレットをこよなく愛し、現在2匹と暮らしている。いつかフェレットの写真集を出そうと企み中。HPはhttp://kaido.sub.jp/