ハワイ現地発
【ハワイ現地発】2023年のハワイ総括! 海・虹・夕陽……感動のショットを集めてみた
2024年1月1日 12:00
ホノルルマラソンも終わり、クリスマスを迎えたハワイ。この1年を振り返るのに一番分かりやすいのはスマホで撮った写真を見返すこと。目に留まるのは今年もハワイが見せてくれた息を呑む自然の姿だ。昨年に続いて、今年も1年のなかでのベストショットを選んでみた。
元旦の初日の出
太陽はワイキキとは逆の方角から顔を出すが、ちょうどダイヤモンドヘッドから光が射すので、かえって幻想的な日の出となった。雲が多かったが、波の音と静寂のなかで空が明るく染め上げられた2023年の始まりの1枚。
マカプウ岬からの風景
3月ごろまではクジラを望めることでも知られているマカプウ岬からの眺め。右にラビットアイランド、中央の奥には亀島が見え、左手前はロコたちがボディボードで果敢に波に挑むマカプウビーチ。ここからの眺めは地球が丸いことを実感させてくれる。
カイムキの小さな公園から見えた海に沈む夕陽
かつて日系人が多く住んでいたカイムキ。今は個性豊かなショップやカフェ、飲食店が集結し、ロコが集まる街となっている。ここにある小さな丘の上に、地元の人が「クリスマスツリー公園」と呼ぶミニパーク(Puu O Kaimuki Park)がある。冬の季節はここから海に沈む太陽を見ることができる。
雨季の終わりのダブルレインボー
ハワイは10月から4月ごろまでは雨の季節とされている。1日中降り続くことはほとんどなくて、シャワーと呼ばれるサッと雨が降ったあとは、虹の贈り物が。かなりの割合で二重の虹(ダブルレインボー)を見ることができる。
花の季節のスタート
基本的には1年中何かの花は咲いているハワイだが、オンシーズンは夏。5月ごろから、プルメリア、シャワーツリー、ハイビスカスなどが咲き乱れる。ピンと縦に伸びた葉の真ん中から、鳥がスッと顔を出して空を見ているような姿が印象的だった「バード・オブ・パラダイス」。
世界に誇るワイキキビーチ!
今年のベストショットがコチラ。ワイキキビーチを目の前のホテル(ツインフィン)からとらえた1枚。海を照らす太陽の光が強くなり、青が最も美しく見える夏に向かう5月。心のなかまでスッキリと澄み渡るような気持ちにさせてくれる写真。
鮮明な青色を堪能できる季節、6月
ハワイで空と海の青色を楽しむなら断然夏がいい。ためらいもない太陽が照らすハワイの自然界の色をとことん満喫できる。白く輝く雲、空と海の青のグラデーション。海中を泳ぐホヌ(ウミガメ)も海面からクリアに見ることができる。
威風堂々とそびえる山もハワイの顔の一部
オアフ島東部にあるワイマナロ地域。美しいビーチが有名だが、そのすぐ反対側の道を一本入ると目の前には荘厳な山々が連なっている。これぞ人々が自然と共生するハワイの日常。山の上は雲に覆われていることが多いが、この日はめずらしく山頂までクリアに見えた。
ワイキキの島の反対側にある街、カネオヘの山
今年発行した著書「ALOHAあふれる心豊かな暮らしのヒント――ハワイ27人の家とライフスタイルから」で、多く取材したのがここカネオヘの街。何世代にもわたり住み続けているローカルが多い。「一度暮らすと離れられない」と彼らが言う理由の一つが、圧倒的な存在感を放つ山。そんな山と透明度が抜群の海に囲まれたローカルタウンでは、皆が温かいコミュニティのなかで暮らしている。このテニスコートも彼らの憩いの場。
ワイキキ沖に太陽が沈む冬
ワイキキビーチでサンセットを楽しむなら冬。太陽が沈む位置は1年を通して移動するが、冬はワイキキの海の向こうに大きな夕陽を望むことができる。空、雲、海面が、オレンジ色と金色に照らされる様子を見るマジックアワーを満喫したい。
ヤシの木、ビーチ、ホテルが融合したワイキキの夜景
12月初旬、日が沈んだあとのワイキキ。時刻は午後6時50分。まだ空がうっすら赤みを帯びている一方で、ホテル群の光が瞬いている。奥に見えるのはワイアナエ山脈とその麓の街の夜景。ビーチを散歩すると穏やかな波の音を聞きながら街の夜景を楽しめる。
2023年のハワイも1年を通して米本土を中心とした多くの観光客でにぎわった。日本からの旅行客は円安も影響して、パンデミック前と比べるとまだ40%ほど。とはいえワイキキでは日本人を多く見かけるようになった。
このような景色に加えて、ハワイだけが持つ空気感、文化、人の温もりがあって、それを求めてハワイでかけがえのない時間を満喫しているのではないかと感じている。来年もハワイの魅力をユニークな視点でお伝えしたいと思う。
Happy Holidays & Happy New Year!