JALふるさとアンバサダー/応援隊に聞く地域愛

二階堂とJALふるさとアンバサダーの連携で白神山地をモチーフにしたお菓子「しらかみ わんつか」が完成!

JALふるさとアンバサダーに地域の取り組みを聞いた。回答者は東北支社青森支店 JALふるさとアンバサダーの三浦希実子さん

 全国各地に拠点を持つJALは、地域活性化の取り組みを継続的に実施してきており(現在は「JALふるさとプロジェクト」)、2020年8月には社内公募で選ばれた客室乗務員が現地に移住して、それぞれの地域での取り組みを推進する「JALふるさとアンバサダー」を発足しているほか、同12月には乗務しながら地域活性化に携わる「JALふるさと応援隊」を任命している。故郷や縁のある地域に対して、客室乗務員として培ってきた知見を活かした商品開発や地域課題の解決などを展開する狙いがある。

 今回お話を聞いたのは、東北支社青森支店でチョコレート菓子の企画に携わるJALふるさとアンバサダーの三浦希実子さん。

――取り組みについて教えてください。

 青森県にある白神山地は今年、2023年12月で世界自然遺産登録30周年を迎えます。

 それを記念して、二階堂さまとJALふるさとアンバサダーとの連携で「しらかみ わんつか」というチョコレート菓子が完成しました。

 商品名にある「わんつか」とは津軽弁で「少し」という意味です。白神山地の広大な自然の様子を少しご紹介、また、青森県産のりんごを少しおすそ分けしたいという気持ちで「しらかみ わんつか」と名付けました。

しらかみ わんつか

――この取り組みにはどのように関わっているのでしょうか。

 商品の企画から試食、パッケージや商品名の考案など、客室乗務員としての知見を活かし、提案などを行ないました。

 白神山地は子供のころからよく遊びに行っていた場所でもあり、JALふるさとアンバサダーになりブナ林散策道を視察したこともあり、もっと多くの人に白神山地の魅力を知ってもらいたいと思ったことが始まりです。

 そこで、白神山地の知名度向上の目的と、お土産として手に取ってもらいやすいお菓子とはどのようなものか、まずは自分で調べていくつか案を作りました。それを二階堂さまにご提案し、そこから打ち合わせを重ねながら作っていきました。

――今後の展開・展望について教えてください。

「しらかみ わんつか」は10月25日に発売しました。

 11月1日からは二階堂さまのオンライン販売ページにて通販も行なっております。

 二階堂さまとのコラボレーションはこれまでも行なっており、2021年から企画開発を進めた「雪の回廊」は現在も好評販売中です。青森県産品を積極的に使用している、地域の方とのつながりを大切にしている、という点が弊社とのコンセプトとも合致しているため今回連携して商品開発することとなりました。

――旅行者に向けてメッセージをお願いします。

 西目屋村(にしめやむら)にある白神山地ビジターセンターや、道の駅津軽白神は冬の間も営業しております。また、「しらかみ わんつか」は青森空港(JAL PLAZA)、三沢空港(スカイマートビードル)、道の駅津軽白神などにも並んでおります。ウィンタースポーツや雪の回廊、雪の灯篭を楽しまれたあと、また、雪深い白神山地の近くまで訪れたお土産に「しらかみ わんつか」はいかがでしょうか?

「わんつかだばって、かねな?(少しだけど、食べてみる?)」