旅レポ
岡山・蒜山高原のサイクリングロードが爽快! ひと足のばして美しい“逆さ大山”や絶品ホットドッグにも出会えた旅
「フェアフィールド・バイ・マリオット・岡山蒜山高原」周辺
2024年10月11日 12:00
「未知なるニッポンをクエストしよう」をコンセプトに、積水ハウスとマリオット・インターナショナルが取り組む地方創生事業「Trip Base 道の駅プロジェクト」。その中核として全国に展開するロードサイド型ホテル「フェアフェールド・バイ・マリオット 道の駅ホテル」を巡るプレスツアーに行ってきました。訪れたのは、岡山県と広島県に位置する3か所。
ホテルの特徴については以前の記事で解説しましたが、本稿では「フェアフィールド・バイ・マリオット・岡山蒜山高原」(岡山県真庭市蒜山上徳山1385-9)周辺のアクティビティや名産品、地元グルメの人気店などを紹介します。
採れたて野菜の直売が魅力の「道の駅 風の家」
フェアフィールド・バイ・マリオット・岡山蒜山高原に隣接する道の駅が「道の駅 風の家」です。まずはじめにこちらを紹介しましょう。
道の駅 風の家の最大の魅力が、地元の生産者が採りたて新鮮野菜や花木を販売する「新鮮野菜市」。今回訪れたタイミングでは、とうもろこしやキャベツ、きゅうりなどの夏野菜が所狭しと並んでいました。
特にイチオシとなっていたのがとうもろこしで、白い果肉の「白いおおもの」や生でも食べられるとい「ゴールドラッシュ」といった珍しい品種も。そのほか大根やトマト、茄子などいろいろな野菜が売られています。
しかも、かなりお手頃な価格で売られていて、観光客はもちろん、地元の人にも大人気となっているよう。取材当日もオープンとほぼ同時の朝8時半の時点で多くの買い物客が訪れていました。特に人気の野菜や果物は、あっという間に売れてしまうそうなので、朝早めに行くべきでしょう。
直売所に並ぶ野菜は季節によって変わります。9月に入ってからは、イチジクや洋梨、ポポーといった果物も並んでいるようです。どういった野菜や果物が売られているかは、道の駅 風の家の公式Instagram(@kazenoyeah)で紹介されているので、そちらをチェックしてから行くのがお勧めです。
このほか隣接の施設では、蒜山地域の特産品やお土産を多数販売し、蒜山のご当地グルメを楽しめるレストランも併設。閉店時間は16時30分と少々早いので、フェアフィールド・バイ・マリオット・岡山蒜山高原で宿泊する際の食料を調達したいなら、なるべく早めに到着するようにしましょう。
天空のリフトから大山や日本海を堪能
フェアフィールド・バイ・マリオット・岡山蒜山高原を拠点として観光するなら、お膝元の蒜山高原周辺はもちろんですが、岡山県を通り越し、鳥取県に位置している中国地方の最高峰・大山の周辺エリアも行動圏内です。
大山は、春から秋にかけては登山やハイキング、冬はスキーが人気の名峰。場所は鳥取県ですが、フェアフィールド・バイ・マリオット・岡山蒜山高原からも比較的近く、クルマで30分ほどでアクセスできます。そのため、今回のプレスツアーでもホテル周辺の見どころとして大山周辺を案内してもらいました。
今回は大山登山やハイキングではなく、大山の自然や日本海を望む雄大な景色を気軽に楽しめる「大山ますみず天空リフト」(鳥取県西伯郡伯耆町大内桝水高原1069-50)を体験しました。
大山ますみず天空リフトは、春から秋、11月中旬ごろまで運行している観光リフトです。斜長490m、標高差140mで、約8分の空中散歩を楽しめます。
上りは、山に向かってリフトに座るので、日本海を望む景色は背中側となります。それでも雄大な大山の姿や周辺の自然が望めますので、それはそれでいい眺めです。
終点は標高約900mで、展望台からは大山の裾野から日本海を望む景色を堪能できます。天気のいい日には、隠岐の島まで見渡せるそうです。この日は曇り空でしたが、それでも米子市や日本海、中海を一望できました。特に、大山裾野の自然豊かな景色は、毎日の忙しい日常を忘れ、安らかな気分にしてくれます。
また、展望台周辺にはテーブルやソファ、ハンモックが用意されていますので、ゆったりとした気持ちで景色を楽しめます。なかには、天蓋つきのお洒落なソファもありますので、カップルやご夫婦にはそちらもお勧めです。
展望台周辺にはかわいらしい高山植物の花も咲いており、そちらを探して散策するのもよさそう。
そして、帰りの下りリフトからは、日本海を望む景色を堪能できます。展望台から見る景色とは少々角度が異なりますし、途中の木々の緑もまた格別。登山やハイキングは体力的に自信がないという人でも、リフトなら気楽に山登り気分を楽しめますし、これから秋にかけては黄金色に輝くススキの紅葉を楽しめるそうです。
大山の麓でブルーベリー狩り
続いて向かったのが、観光農園「あきたブルーベリー農園」(鳥取県西伯郡大山町赤松572-316)。ブルーベリーは日本全国で広く栽培されていますが、大山の麓にも多くのブルーベリー農園があります。そのなかのひとつ、あきたブルーベリー農園では、6月中旬から9月下旬にかけて、ブルーベリーの摘み取り体験を実施しています。
農園内のブルーベリーの樹から、完熟ブルーベリーを自ら摘み取れます。摘み取ったブルーベリーは、持ちかえる場合には別途代金が必要となりますが、試食には制限がありませんので、好きなだけ摘み取って食べられます。
観光農園なので、いつでも完熟ブルーベリーが楽しめるように樹によって時期をずらして育成させているそうです。よって営業期間なら、いつでもブルーベリーを楽しめます。
今回は時期が7月下旬だったこともあって、まだ若いブルーベリーも見られましたが、完熟しきって食べごろのブルーベリーも多く実っていました。どれが完熟で甘いのか、なかなか見極めが難しかったのですが、それでも自分で摘み取って食べるブルーベリーは、スーパーなどで買って食べるものとはまた違った美味しさを感じます。
あきたブルーベリー農園では、ブルーベリーの摘み取り体験だけでなく、ジャム造り体験も行なっていますので、興味のある方はそちらもぜひ。
植田正治写真美術館で、世界的写真家の演出写真を堪能
次に“演出写真”と呼ばれる独特な作品を数多く残した世界的な写真家・植田正治氏の作品を数多く展示している「植田正治写真美術館」(鳥取県西伯郡伯耆町須村353-3)へ向かいました。
記者が今回参加したツアーのなかでも、写真に対するイメージが大きく変わるほど強く印象に残った施設のひとつです。
鳥取県境港市に生まれた植田正治氏。小学生のころから写真に接するようになり、19歳のときに境港市で写真館を開業。そして、生涯鳥取県を拠点として、さまざまな作品を撮り続けてきたそうです。
その作品は、鳥取の空や海、そして鳥取砂丘を背景として利用しながら、被写体をオブジェのように配置して撮影するという演出を多用した独創的なものでした。そのことから植田氏の作品は“演出写真”と呼ばれるとともに、写真誕生の地フランスでも、日本語表記そのままに「Ueda-cho(植田調)」として紹介されるほどなのだそうです。
植田正治写真美術館では、そういった植田氏の演出写真の作品を数多く展示。また、生い立ちや、なぜ演出写真を撮り続けてきたのか、その背景などが詳しく紹介されています。展示作品は紹介できませんが、どの作品も、もとても斬新でありながら、非常に計算された美しさが感じられます。その瞬間の様子をありのままに残すのが写真本来の目的かもしれません。植田氏の演出写真も、たしかに瞬間を切り取ってはいるのですが、そこに撮影者が意図を持って演出を加えることで、芸術の域に達しているという印象を強く受けました。
筆者も仕事がら写真はよく撮影しますが、こういった写真もあるんだなと、写真の奥深さに改めて気付かされました。写真へのイメージが大きく変わるインパクトがありますので、写真に興味のある人はもちろん、芸術好きの人にもお勧め。わざわざ足を延ばすだけの価値が十分にある美術館と言えます。
この植田正治写真美術館には、上田氏の作品以外にも見どころがあります。それは、自分でも上田氏の演出写真を真似できる施設が用意されているところ。館内のある窓には帽子のシルエットが貼り付けられていて、大山をバックに帽子のシルエットを活かした写真が撮影できます。
また、別の窓には外に水が張られていて、その水面に映る“逆さ大山”も撮影できます。ほかにも演出写真を撮影できるスポットがいくつか用意されていますので、実際に訪れて確かめてみてください。
植田正治写真美術館のすぐ隣の「テラス ザ ダイセン」でホットドックランチ
植田正治写真美術館に足をのばしたら、同時に立ち寄りたいのがそのすぐ隣にある「テラス ザ ダイセン」(鳥取県西伯郡伯耆町須村1194)。鳥取県の食肉加工業者「大山ハム」が運営している、大山ハムの新工場「大山工場」に隣接する直売所です。
テラス ザ ダイセンでは、大山ハムが製造するハムやソーセージなどが購入できます。本場ドイツの国際品質競技会で数多くの受賞歴を誇っているほどで、地元はもちろん、全国的にも人気があるのだそう。
しかも直売所では、人気商品の詰め合わせセットや、直売所ならではの製造過程で出るハムやベーコンの切り落としをパックしたお得な商品などを数多く取りそろえています。どの商品もかなりお得に販売されていますし、クール便での地方発送も受け付けていますので、お土産として最適です。
もちろん、フェアフィールド・バイ・マリオット・岡山蒜山高原に戻って夜にお酒のお供としていただくのもいいでしょう。
また、ハムやソーセージの直売だけでなく、大山ハムのハムやソーセージを使ったホットドッグなどのテイクアウト商品も販売しています。実際に、ホットドッグやハムのサンドイッチをいただきましたが、お肉のうま味ぎっしりの、本場ドイツにも負けないソーセージやハムはまさに絶品。どれも間違いない美味しさでした。
なにより、大山をバックに食べるホットドックは、味だけでなくシチュエーションとしても最高です。
そして、もし食欲に自信があるなら「ロングソーセージ」にぜひチャレンジしてみてください。全長60cmの超ロングなソーセージは、食べ応え満点なのはもちろん、映え度も申し分ありません。
大山から戻る途中に立ち寄りたい「鬼女台展望休憩所」
大山方面の観光を終えて、フェアフィールド・バイ・マリオット・岡山蒜山高原に戻る途中に立ち寄りたいスポットが「鬼女台(きめんだい)展望休憩所」(岡山県真庭市蒜山下徳山1109)です。鳥取県の大山地域と岡山県の蒜山地域を結ぶ「蒜山大山スカイライン」の途中に位置しています。
鬼女台展望休憩所は、北に大山、南に蒜山に囲まれた場所にあります。この一帯は「大山隠岐国立公園」に指定されていて、北側は大山に加えて、烏ヶ山、象山、擬宝珠山などの山々が望めますし、南は上蒜山、中蒜山、下蒜山と3つの山が連なる蒜山三座が望めます。風光明媚な景色と、大山や蒜山三座の雄大な姿を一度に楽しめる点が大きな魅力。季節によっては、朝日や夕日に照らされる景色も人気となっています。
駐車場から数分歩くと、展望台があります。道中多少のアップダウンはありますが、これぞ絶景と呼べる景色を堪能できますので、この展望台は鬼女台展望休憩所に来たなら欠かさず訪れたいポイント。わざわざ足を延ばす価値ありです。
蒜山高原ではサイクリングとジャージー牛ソフトクリームを堪能
岡山県北に位置する蒜山高原は、地元岡山もちろん、周辺の中国・四国地方からも観光やリゾート目的で大勢の人が訪れる人気のエリアです。周辺には、遊園地「蒜山高原センター・ジョイフルパーク」や、地元産のブドウを使ってワインを製造している「ひるぜんワイナリー」、蒜山地域で広く飼育されているジャージー牛の牧場など、見どころも満載。
そんな蒜山高原で人気のアクティビティがサイクリングです。近年は日本各地でサイクルツーリズムが盛り上がっていますが、蒜山高原にも全国から多くのサイクリストが訪れています。
その大きな理由となっているのが、蒜山高原に整備されている、全長30kmに及ぶサイクルロード「蒜山高原自転車道」(岡山県真庭市蒜山富山根694)の存在です。
蒜山高原はドライブで訪れる人も多いのですが、自転車専用道路が整備されていることで、安全にサイクリングが可能。そのうえで、ある程度のアップダウンはありますがそこまでハードなルートではないため、自然あふれる蒜山の景色を楽しみながら気楽にサイクリングを楽しめるというワケです。
同時に、レンタサイクル施設も多く用意されています。しかも、本格的なスポーツバイクや電動アシスト自転車をレンタルできる施設がほとんど。そのため、サイクリング初心者や体力に自信がない人でも、気楽に本格的なサイクリングを楽しめるのです。
今回のツアーでは、実際にレンタサイクルを行なっている「GREENable HIRUZEN Bicycle Rental」で電動アシスト式のマウンテンバイクをレンタルして、蒜山高原のサイクリングを体験しました。
このレンタサイクルは、蒜山高原の観光文化発信拠点となる新たなランドマークとして2021年にオープンした「GREENable HIRUZEN」(岡山県真庭市蒜山上福田1205-220)内にある施設。
借りられる自転車は、ロードバイクやクロスバイク、マウンテンバイクなどのスポーツバイクの総合メーカー、TREKの電動マウンテンバイクです。子供用から大人用まで、さまざまサイズの自転車が揃っていますので、自分に合うサイズの自転車を借りられるのもありがたいです。
もちろん、自転車だけでなくヘルメットやバイクグローブなど一式でレンタルできますので、手ぶらで訪れてもまったく問題ありませんし、乗り方もきちんと教えてもらえますので安心です。
今回は、蒜山高原自転車道をフルに走るのではなく、GREENable HIRUZENをスタートして、2kmほど離れた「ひるぜんジャージーランド」(岡山県真庭市蒜山中福田956-222)を経由し、さらに2.5kmほど先に位置する「塩釜の冷泉」(岡山県真庭市蒜山下福田)を巡る、約9kmほどのショートコースを体験しました。
道中は、蒜山高原自転車道を走ります。独立した自転車道ですからすぐ横をクルマが走ることはありませんが、歩行者も通れますので気を付ける必要があります。たまに前方からほかのサイクリストが走ってきますが、十分な道幅がありますので余裕を持ってすれ違えます。そのため道中、危険性を感じることはありませんでした。
また、高原ですから多少のアップダウンはあります。それでも借りた自転車が電動アシスト自転車ということもあって、上り坂もとても楽に漕いで移動できました。これが電動アシストのない自転車なら、かなり息が上がると思いますが、実際には平坦な道を走っているほど軽く走れたので、ほとんど疲れ知らずでした。
そして、疲れないからこそ周囲の景色を余裕を持って楽しめましたし、道中に立ち寄ったひるぜんジャージーランドでは、蒜山地域で飼育されているジャージー牛の牛乳を使った濃厚なソフトクリームや牛乳も、とても美味しくいただけました。自転車を漕いで疲れ切っていたらそこまで堪能はできなかったはずで、これも電動アシスト自転車を利用したサイクリングだからこその魅力でしょう。
今回は短い距離でのサイクリング体験でしたが、それでも蒜山高原でのサイクリングの魅力を十分に感じ取ることができました。蒜山高原の魅力を、より肌で感じられるという意味でも、蒜山高原でのサイクリングは非常にお勧めです。
「粋呑房」で蒜山名物をいただく
蒜山地域にも、もちろんご当地グルメが存在します。先ほども紹介しましたが、蒜山高原で飼育されているジャージー牛の牛乳を使ったソフトクリームや牛乳などの乳製品はそのひとつです。また、蒜山ワイナリーのワインやジンギスカンなども親しまれているグルメです。
そういったなかで、特に注目されているのが「ひるぜん焼きそば」。蒜山地域では、昭和30年ごろから冬の保存食として各家庭で味噌が造られていました。そして、その味噌を使ってジンギスカンや焼きそばが家庭料理として食べられてきた歴史があります。
各家庭で古くから親しまれていた焼きそばを、蒜山のとある食堂が、かしわ肉(鶏肉)とキャベツを入れ味噌で味付けして提供し始めたところとても評判となって、それ以降、味噌味でかしわ肉を使ったひるぜん焼きそばが広く知られるようになったのだそうです。
また、ひるぜん焼きそばに並ぶ蒜山のご当地グルメとして人気なのが、「蒜山おこわ」。鶏肉、栗、ごぼう、ニンジンなどをはじめ、蒜山地域で採れる山菜などを加えたおこわで、蒜山地域で昔からお祭りや祝い事に欠かせないご馳走として振る舞われてきた郷土料理。
もともとは、赤飯を炊くときに間違ってちらし寿司の具を入れてしまい、蒸してみたらとても美味しいおこわができたのが始まりといいます。
そこで今回は、ひるぜん焼きそばや蒜山おこわなどの蒜山グルメを楽しめる「粋呑房(すいとんぼう)」(岡山県真庭市蒜山上福田1205-403)でディナーをいただきました。
ひるぜん焼きそばは、味噌風味ということもあって、前日にいただいた「津山ホルモンうどん」に近そうな印象を持っていました。もちろん、うどんとそばという違いがありますので食感はまったく異なるのですが、味わいはどちらかというと甘みが強くて優しい味噌味という印象。それでいて味噌独特の深みのある濃厚な味わいですので、その点でのインパクトはかなりあります。
また粋呑房では、ひるぜん焼きそばをもじった「よるぜん焼きそば」も提供しています。よるぜん焼きそばは“よる(夜)”に合うように、鶏の心臓やハラミ、やげん軟骨を使ったり、ニラを加えるなどしています。そのため、食事としてはもちろん、お酒のアテとしても楽しめると感じました。
続いて蒜山おこわ。実は今回訪れた粋呑房は、それまで家庭料理だった蒜山おこわを、食堂のメニューとして提供した発祥店。それが好評だったことをきっかけに、ほかのお店でも蒜山おこわが提供されるようになり、今ではひるぜん焼そば同様に蒜山地域のご当地グルメとして人気となりました。
見た目は素朴なおこわですが、ほんのり醤油味のなかに、鶏肉やごぼう、油揚げ、栗、しいたけ、山菜などのさまざまなうま味が混ざり合って、とても贅沢で上品な味わい。お祭りや祝い事に欠かせないというのも納得の美味しさでした。
粋呑房ではこのほかにも、蒜山地域のジビエ肉を使った料理から、日本海で採れた海産物まで、とても幅広い料理が楽しめます。ひるぜん焼そばや蒜山おこわはテイクアウトも可能ですので、ホテルの部屋で食べるディナーとしてもいかがでしょう。