旅レポ
ドバイの楽しみ方その3。世界中から美味しいものが集まる国際都市で美食三昧!
2019年7月20日 08:00
ドバイ政府観光・商務局主催のプレスツアーで訪れた、初めてのドバイ。
最終回の今回は「食」にフォーカスした内容でいくつかの最新スポットやレストランをご紹介します。実は近年、ミシュラン星を獲得した世界各国のレストランは2軒目をドバイに出店するという流れがあるのだそう。世界最大のハブ空港を持つ国際都市ドバイは、厳選された最高級食材が集まるだけでなく、最高のシェフたちも世界中から集まってくるのですね。
イスラム圏なのに堂々と屋外でビールが飲める! 「テイスト・オブ・ドバイ」
毎年開催されている食のイベント「テイスト・オブ・ドバイ」。今年は3月7日~9日に開催されました。ドバイで人気のレストランのメニューが試食できたり、世界的に有名なシェフのライブクッキングが見られたり、料理教室があったりと盛りだくさんの内容で、毎年人気のグルメイベントです。会場のドバイメディアシティには週末を芝生の上で過ごす親子連れの姿が多く見られたのが印象的でした。
この「テイスト・オブ・ドバイ」で個人的に何が一番印象深かったかと言いますと、ずばり、屋外で生ビールが飲めたこと! ご存じのとおりイスラム圏のドバイでは、アルコールを飲む機会や場所が制限されますが、この「テイスト・オブ・ドバイ」は例外でした。青空の下でゴクゴクゴクっと飲んだ一杯の美味しさは今でも忘れられません。
「テイスト・オブ・ドバイ」のチケットはスタンダードとVIPの2種類あって、入場料のみのスタンダードは95ディルハム(約2850円、1ディルハム=約30円換算)。VIPラウンジが使えて、参加レストランで交換可能な3枚のフードバウチャーや2ドリンク券が込みのVIPチケットは285ディルハム(約8550円)となっていました。ドバイの旬の食に興味のある方は来年ぜひ! 1年のなかでも一番よい気候のシーズンに開催されるイベントです。
美しいビーチ沿いで開催される「ドバイ・フードフェスティバル」
「ドバイ・フードフェスティバル」は毎年2月~3月に開催される美食の祭典。ドバイにある高級レストランの3コースの料理を199ディルハム(約6000円)で超お得に楽しめたりする「レストラン・ウィーク」もこのフェスティバルの一環で、今回は2月21日~3月9日までの17日間行なわれた「ビーチ・キャンティーン(Beach Canteen)」を訪れることができました。会場は青い海がまぶしいサンセットビーチ沿いに設けられていて、とっても開放的な気分になれましたよ。
会場にはカレーなどのインド料理、ポケボウルを売っているハワイ料理、なじみのある中華料理など各国料理のフードトラックがずら~っと並んでいて、どれを食べようか本気で悩みます。和食もあったので興味本位でオーダーしてみることに。
1つは「OKONOBANYAKI(おこのばんやき)」というミョーなネーミングの付いた代物で、スイーツっぽい見た目と味のギャップが斬新な一品でした。当たって砕けろな精神で挑んだ「ラーメン」は、人参の存在感があり過ぎてラーメン感ゼロ! それでも4、5人でいろんなお料理を囲んでワイワイと楽しんだ時間はよい思い出になりました。
ドバイの新ビーチエリア「ラ・メール(La Mer)」は、お買い物も楽しめる“映え”スポット
ラ・メール(La Mer)は、すぐ隣に高層ビルが立ち並ぶドバイの新ビーチフロント。2017年秋にオープンしたばかりの注目エリアです。パラソルやカバナがゆったりと置かれていてなんだかとってもセレブな雰囲気。まるでヨーロッパのビーチリゾートのような光景でした。
ラ・メール(La Mer)のビーチはNorthとSouthに分かれていて、その周辺にカフェやレストラン、ショップ、ウォーターパークなどさまざまな施設が立ち並んでいます。新しいエリアなので「Opening soon」の文字を目にすることも多いのですが、南国風の開放的な雰囲気にワクワクしっぱなし!アートスペースなどもあって一日いてもたっぷり楽しめるエリアですよ。今回はニューオープンのチャイニーズレストラン「Bado Chinese」で青い海を見ながらランチをいただきました。
デイビッド・マイヤーズ氏のフレンチレストランでシェフズ テーブルを体験
最後にご紹介するのは「ルネッサンス ダウンタウン ホテル ドバイ」という5つ星ホテルのなかにあるフレンチレストラン「ブルーブラン(Blue Blanc)」です。オーナーシェフはアメリカ人のデイビッド・マイヤーズ氏。ロサンゼルスに拠点を置き、ドバイのほかにもシンガポールや香港、そして日本にもレストランを持つミシュランのスターシェフです。
この夜はなんと、デイビッド・マイヤーズ氏ご本人が目の前で料理をしてくださる「シェフズ テーブル」を体験。世界を飛び回りながら活躍する一流シェフの仕事っぷりを鑑賞しながら、できたてのお料理を食べられる特別なカウンター席に案内していただきました。
お料理は全10品のフルコース。マイヤーズ氏は時折「これは今朝フランスから届いたバスなんだ!」と厳選された素材の説明をしてくれたりとゲストを飽きさせません。イケメンシェフとイケメンアシスタントさんを見ながらの食事だったからなのか、ワインがどんどん進みました。