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ドバイ経済観光庁、“富裕層でなければ楽しめない?”は誤解。家族で遊べる自然アクティビティやテーマパーク、最新ホテルを紹介
日本国籍ならパスポートのみでスムーズに入国
2023年5月23日 14:13
- 2023年5月22日 実施
ドバイ経済観光庁は5月22日、都内でメディア向けのセミナーを開催した。6年ぶりの実施となったこの日は、同庁のインターナショナル・オペレーションズ・シニア・マネージャーのシャハブ・シャヤン氏が来日し、ドバイの最新情報を中心にプレゼンテーションを行なった。
ドバイ経済観光庁 日本事務所の代表を務める濱口 建氏は冒頭のあいさつで、ドバイはパンデミック中に世界でもいち早く観光客の受け入れを再開したことや、現在は証明書やビザなどの手続きは一切なく、日本国籍ならパスポートさえあればスムーズに入国できると述べた。
さらに、エミレーツ航空が4月から羽田~ドバイ便を再開し、10月からエディハド航空がアブダビ~関空間を週5便で運航することなどを紹介し「日本の皆さまのUAEの選択肢がさらに広がった」と強調した。
続いて登壇したインターナショナル・オペレーションズ・シニア・マネージャーのシャハブ・シャヤン氏は、ドバイの現状と最新情報をプレゼンした。
それによると2022年の海外からのドバイ訪問者数は1436万人で、2021年の728万人と比べて大幅増。その数字は今年に入ってからも順調に伸びており、2023年の第1四半期(1~3月)は467万人と前年同期比で17%増を記録。特にドイツ、ロシア、中国からの訪問者数が目立つという。
「ドバイといえば日本の皆さんは、高さ世界一のブルジュ・ハリファをはじめ、究極のラグジュアリー、砂漠といったイメージが定着していると思うが、それだけではありません」と、さまざまな体験を提案できるデスティネーションであることを強調したシャハブ・シャヤン氏。
その1つが「ビーチリゾート」。ドバイには何キロにもわたる美しいビーチがあり、たくさんのビーチリゾートやビーチクラブ、家族で楽しめるウォーターアクティビティが存在する。
さらにドバイは海だけではなく美しい山も魅力で、人気の山岳エリア・ハッタ地区ではマウンテンバイクでのトレイルに、満天の星の下でキャンプやグランピングを楽しめるという。
プレゼンのなかで、ドバイに対する最も大きな誤解は“富裕層でなければ楽しめないのでは?”ということだと述べたシャハブ・シャヤン氏。ドバイ・ファウンテンなど無料で楽しめるコンテンツも多く、ほかの国と比べてタクシーなど交通費が安いことなどを挙げ、リーズナブルに楽しめることを強くアピール。
そして短期滞在やストップオーバーでも十分に楽しめるシチュエーションが魅力だと語った。