イベントレポート

【関空旅博 2019】極上の透明度の海が待つサイパン・テニアン・ロタ。マリアナ政府観光局がセミナー開催

関空からは仁川経由をお勧め

2019年5月18日~19日 開催

マリアナ政府観光局 岡部恭子氏が魅力を語った

 関西エアポートが主催する旅行博覧会「関空旅博 2019」が、関空(関西国際空港)で5月18日と19日の2日間にわたり開催された。

 会期2日目、マリアナ政府観光局はサイパン・テニアン・ロタの魅力を発信するセミナーを実施。セールスマネージャーの岡部恭子氏が登壇して、「行きたくなる7つの理由」を語った。

 サイパンは沖縄から南に(飛行機で)1時間ほどの位置にあり、常夏。気温は年間通じて27℃前後で、水温も同じくらい。世界中からダイバーが集まる理由にもなっている。同じマリアナ諸島(南マリアナ)のグアムを「ミニハワイ」とするなら、もっと田舎になったのがサイパンだという。岡部氏は「那覇と石垣・宮古のような関係」と説明した。

 田舎なのでショッピングではハワイやグアムにかなわないが、海の透明度では圧倒的に上で、マリアナ海溝があることで潮回りがよく、海はとにかくキレイ。海はもちろん、陸のアクティビティも豊富で、「やることならいくらでもあるし、海辺で寝ながら音楽でも聞いて『何もしないをする』のもいい」とのこと。

7つの理由

 そのほか最新情報としては、北マリアナ諸島ホテル協会に加盟するホテルが14に増えて、客室数が2600室から3450室と30%増加したこと、水圧で海上を飛ぶ「ジェットベイダー」や、スカイダイビング、ヘリコプターツアーなど、新しいアクティビティが登場していることなどを紹介した。

 2018年にデルタ航空の成田線が運休になって以降、日本からの直行便はなくなってしまったが、現在スカイマークが定期便の就航を検討しているほか(関連記事「成田~サイパンの直行便復活。スカイマーク、チャーター便就航式典。定期便を『前向きに考えたい』と佐山会長」)、関空からはユナイテッド航空がグアム経由便、チェジュ航空・ティーウェイ航空・アシアナ航空が仁川(ソウル)経由便を運航している。なかでも仁川国際空港は乗り継ぎが分かりやすく、朝から夜まで買い物・食事ができるなど、時間が経つのがあっという間でお勧めできるとのこと。

新しいホテル、アクティビティが登場
関空からは仁川経由がお勧め