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NEXCO中日本、新東名 浜松いなさJCT~豊田東JCT間開通で東名高速の渋滞がゼロに

開通後1週間の速報値 東名高速の交通量が約4割減

2016年2月24日発表

NEXCO中日本は2月24日、新東名高速道路の浜松いなさJCT(ジャンクション)から豊田東JCTまでが開通したことで、並行する東名高速道路の三ヶ日JCT~豊田JCT間にどのような影響があったのかを発表した

 NEXCO中日本(中日本高速道路)は、新東名高速道路の浜松いなさジャンクション(JCT)から豊田東JCTまで(延長約55km)が開通した翌日の2月14日から20日まで、7日間の交通状況について速報値で発表した。

 発表されたデータは、新東名の同区間が開通したことで、並行する東名高速道路の三ヶ日JCT~豊田JCT間にどのような影響があったかをまとめたもの。1日あたりの交通量を比較すると、東名高速の開通前の平日が約9万台、休日が約8万6000台だったのに対し、開通後の平日が約5万8000台、休日が約5万2000台と、それぞれ約36%減、約40%減となった。

 渋滞発生件数も、前年同時期7日間が13回だったのに対し、今年はゼロ。開通後の新東名の交通量は1日あたり約4万4000台で、交通が分散して混雑が緩和されていることが分かる。

新東名の開通によって交通が分散、東名高速の交通量が大幅に減少していることがわかる
昨年の同時期には13件発生していた交通渋滞が、開通後の1週間ではゼロになった(渋滞:40km/h以下の状態が1km以上かつ15分以上継続した状態)

(編集部:稲葉隆司)