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ANA、成田~中国・武漢の直行便を2016年4月に開設

自動車産業など経済発展が進む都市へデイリー運航

2015年12月7日 発表

2016年4月 就航

 ANA(全日本空輸)は12月7日、成田空港~中国・武漢線を2016年4月に開設することを発表した。ANAにとって中国国内は11都市目の就航地となる。

 詳細な日程や機材は未発表だが、デイリー運航を予定。日本と武漢を結ぶ便は中国東方航空、中国南方航空、春秋航空が運航しているが、デイリー運航便はANAが初めて。

 また、往路便は成田を夕方に出発して夜に武漢到着。復路便は武漢を午前中に出発して、午後に成田に到着するダイヤとし、成田を経由した北米路線への乗り継ぎや、訪日旅行客への利便性を高める。

 武漢は、中国河北省の省都であり、近年は中国国内でも有数の堅調な経済成長率を見せ、自動車産業などを中心に多くの日系企業が進出している。また、観光スポットとしても、三国志の「赤壁の戦い」の舞台として、同時代に関連した旧跡や伝説などの観光資源に恵まれている。

(編集部:多和田新也)