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駅ナカ・線路の上にあの有名ラーメン店が! 期間限定メイエキ「六厘舎」、東海初「舎鈴」1号店に行ってみた
2026年9月8日 06:00
「ホーム上の駅そば」はめずらしくないが、「線路の上のラーメン店」は、かなりめずらしい。しかも出店しているのは、名古屋ではいまだに常設店舗がなく、関東では1~2時間も待たないと食べることができない、あの有名ラーメン店だという……。
9月1日からJR名古屋駅に出店している「六厘舎」は、東京駅のラーメンストリートなどへの出店で知られ、どこも行列必至の人気店。
そんな六厘舎が、JR名古屋駅の改札内・エキナカに出店した期間限定店舗(9月1日~11月29日)の立地は「1番ホームと線路の上」。名古屋ではなかなか食べる機会がなかった名店・六厘舎の味が、なかなか立ち入れない場所で食べられるとあって、現地では長い行列待ちが続いている。
また、同ブランドを運営する「松富士食品」傘下の「舎鈴」も、常設1号店「舎鈴メイチカ店」(愛知県名古屋市中村区名駅3-14-15先)を9月4日にオープンしたばかり。昨年に牛丼チェーン「松屋」の傘下となった同社は2024年に関西進出を果たしており、さらなる出店加速が期待できるかもしれない。
さっそく2店に足を運び、それぞれの「限定つけ麺」を味わってみた。そのうえで、今後の出店予定を松富士食品に聞いてみよう。
2番ホームを降りて目の前。なぜここに「六厘舎」が?
今回の六厘舎の出店場所である「名古屋駅1番ホーム」は、リニア中央新幹線の工事スペースの関係で、2019年をもって閉鎖。2022年から期間限定の飲食店出店スペースとして活用されており、これまで居酒屋「世界の山ちゃん」や、関西の人気ラーメン店「人類みな麺類」などの出店実績がある。
かつて豊橋行きなどの列車が発着していた1番ホーム上に厨房が構えられ、長い線路を構造物で覆ったうえで、約3.6×80m(約300m2)、60席の客席スペースを確保。入店からの動線はいわば、「ホームの上でラーメンを受け取って、線路の上で座って食べる」と説明すれば分かりやすいか。
目の前では新快速や貨物列車がひっきりなしに発着しており、催事スペースとしては文句なしの、非日常にも程がある場所だ。なお、松富士食品によると、「(この場所を管理する)名古屋ステーション開発さまより熱心にオファーをいただき、出店の決定をいたしました」とのことだ。
店舗限定・海老つけ麺が香ばしい!
さて、名古屋駅ホームの六厘舎で、店舗限定メニューをいただいてみよう。
東京駅のラーメンストリートや大崎などで食べた、ブランドの代名詞である超・濃厚スープのベースは変わらない。「特製海老つけ麺」はここに海老の旨味がたっぷりと溶け込み、味変の廸子粉を投入すると、さらに違った香りや香ばしさが味わえる。なにより極太麺が、そのまま噛みしめても小麦の風味を味わえるほどに美味い。
六厘舎に足を運んだからには定番のつけ麺も味わいたいが、せっかくなので海老つけ麺も頼んだ方がよい。もうこれは、出店期間中に2回、3回と来た方がよいだろう。
なお、廸子粉などのアイテムやスープ割り用のスープが、少し離れた場所にまとめておいてあるので、取り合いや行列に注意したい。あとホーム上は外気なので、暑さ寒さ対策はしておいた方がよいだろう。
駅前地下街には「舎鈴」東海1号店進出!
名古屋駅改札を出てすぐにある地下街「メイチカ」では、松富士食品の傘下である姉妹ブランド「舎鈴」東海1号店が、9月4日にオープンしたばかりだ。
六厘舎が動物系×魚介系の超・濃厚なスープであるのに対して、舎鈴は「毎日食べられる」をコンセプトに、あえてあっさり目・中濃に調整している。2026年現在で120店以上を展開しており、松富士食品のブランドのなかでは最大勢力だ。
この店舗があるメイチカは、3年の改修期間を経てグランドオープンしたばかりとあって、うなぎの「まるや本店」、手羽先唐揚げの「風来坊」などとともに、初日から大行列ができていた。こちらは卓上に味変アイテムが揃い、サラリとしたスープとモチモチした中太麺の相性がとてもよい一杯を味わうことができた。
店舗限定の「名古屋台湾つけめん」は、名古屋名物の台湾ラーメンに着想を得たと思われるスープのなかに台湾ミンチがごっそりと沈んでいて、辛さ・肉の旨味でかなりパンチがある一杯。数量限定とのことで、食べたい場合は早めに入店したいところだ。
実は「松屋」傘下。今後の六厘舎・舎鈴の東海進出は?
こうして、名古屋駅ホーム・線路上に期間限定の六厘舎、駅前には舎鈴と、松富士食品のフラグシップ、スタンダードブランドが揃った。
こうなると、気になるのは「東海への今後の本格進出」だ。長らく関東中心であった松富士食品は、2024年にJR大阪駅エリアの「KITTE大阪」に出店。今では近隣に数店を構えるまでに成長している。そして2026年1月には、牛丼で有名な「松屋ホールディングス」の傘下に入り、互いの流通網を活かした出店の加速が期待されるところだ。
ただ、松富士食品に聞いてみたところ「今後の東海出店は未定です」とのこと。同社はほかにも「ジャンクガレッジ」「タンメントナリ」などのブランドを展開しており、松屋ホールディングスも“牛丼一本足打法”脱却の観点から見ても、すみやかにラーメン店での勢力拡大を望んでいるはずだ。
このまま六厘舎・舎鈴をはじめとした各ブランドがどこまで東海で勢力を拡大できるか、期待したい。
































