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開業したばかりの「コンラッド名古屋」に泊まってきた。上質感あふれる50平米超の客室、バー・レストランから市街を一望

2026年7月31日 開業
開業したばかりの「コンラッド名古屋」に泊まってきた

 名古屋・栄地区の新たなシンボルタワーである「ザ・ランドマーク名古屋栄」の上層階(10階・11階、31階~40階)に誕生した「コンラッド名古屋」(愛知県名古屋市中区錦3-25-1)。

 コンラッド東京(2005年7月開業)、コンラッド大阪(2017年6月開業)に続くヒルトングループによる国内3軒目のコンラッドブランドで、創業者コンラッド・ヒルトンの名前を冠するラグジュアリーホテルだ。

 その開業日に先立ち、上層階の客室に試泊する機会を得たので、レストランやバー、スパなどの付帯施設と合わせて紹介する。

名古屋・栄地区の中心に堂々たる姿を見せる「ザ・ランドマーク名古屋栄」。オフィス階やショップも充実している三菱地所が手掛けたプロジェクトで、この上層階にオープンしたのがコンラッド名古屋だ

39階のツインエグゼクティブルームに宿泊した

ルームサイズ50m2のツインエグゼグティブルームは38階と39階に展開しており、キングエグゼグティブルームと合わせて36部屋ある

 コンラッドの客室面積は50m2以上と広いのが特徴だ。コンラッド名古屋は全170室で、カテゴリーは以下のような内訳になっている。

コンラッド名古屋の客室カテゴリー

・コンラッドスイート(213m2:キング1室)
・エグゼクティブステュディオルーム(70m2:キング1室)
・プレミアムコーナースイート(115m2:キング14室)
・デラックスコーナースイート(95m2:キング14室)
・エグゼクティブプレミアムルーム(50m2:キング7室、ツイン7室)
・エグゼクティブルーム(50m2:キング16室、ツイン20室)
・プレミアムルーム(50m2:キング10室、ツイン20室)
・アクセシブルルーム(50m2:キング2室)
・デラックスルーム ソファベッド付き(50m2:キング15室)
・デラックスルーム(50m2:キング13室、ツイン30室)

 四方に広がる濃尾平野の眺望は見事で、まるで遊覧するヘリコプターからの眺めのようで新鮮に感じる。名古屋在住の方なら特に「あのテレビ塔を見下ろすことができるなんて」と思わずにはいられないだろう。

 今回宿泊したのは、39階のツインエグゼクティブルームだ。50m2の広々としたレイアウトが魅力。なにより、高層階から見渡せる市街の景色は、ここが目的地になってもよいほどの絶景といっていい。

 55インチの壁掛けテレビやリラックスにぴったりのソファチェアとコーヒーテーブル、ゆったりとしたウォークインクローゼット、PC作業にも快適なワークデスクなど充実した設備になっている。

 エレガントなバスルームには独立したバスタブ、レインシャワー、ダブルシンクの洗面台も完備。また、宿泊者は専用のエグゼクティブラウンジを利用でき、アフタヌーンティーやイブニングカクテルのサービスも楽しむことができる。

ゆったりとして寝心地のよいツインのベッド。エグゼクティブルームにはほかにキングベッドタイプもある
ゆったりとしたウォークインクローゼット。大きなキャリーケースでも安心だ
AC電源やUSBポートが絶妙な位置に配置され、PC作業も捗るワークデスク
ベッドに横になりながらも見やすい位置にある55インチの壁掛けテレビ
ソファチェアに座ってゆったりコーヒータイムも
上質感あふれるミニバー。部屋での滞在をより充実させてくれそうだ
エレガントな雰囲気漂うバスルーム。ダブルシンクの洗面台と独立したバスタブ。レインシャワーなど
環境に配慮しながらも充実したアメニティ
広々とした空間のシャワートイレ
早めにチェックインを済ませ、部屋からの眺望を楽しみつつ夜を迎える

圧巻のスイートと多彩なダイニング

 その地域に国際規模の会議や展示会などを誘致できるかは、ラグジュアリーホテルの存在の有無が大きいとされているが、そのなかでもスイートルームの数やクオリティも需要視される項目だ。

 コンラッド名古屋にはデラックスコーナースイート、プレミアムコーナースイート、エグゼクティブステュディオルーム、コンラッドスイートとそれに匹敵する部屋があるが、なかでもコンラッドスイートはその広さだけでなく、クオリティの高さも圧巻だった。

 こうした施設の存在は地域における影響力が大きく、例えば県や市が積極的に国際会議の誘致に力を入れることができ、地域経済の発展や活性化に寄与する礎にもなり得るだろう。

ホテル最上階に位置する「コンラッドスイート」は、広さは213m2。独立したダイニングエリアとリビングエリアに加えてスパ風のバスルームにはサウナも完備。プライバシーに配慮したリラクゼーションを味わえる

 コンラッド名古屋は多彩なダイニングも魅力の1つ。天空から見渡す名古屋のパノラマビューとともに、上質なサービスと記憶に残る美食体験が待っている。

31階: イタリアンレストラン「CASA OLIVA(カーサ オリーバ)」

 手打ちパスタや薪窯ピッツァ、100種類を超えるイタリアンワインを提供する。カーサ(家)をテーマにした人々が集い語らう温かみのあるデザインとなっている。

ライブキッチンもあり開放的な雰囲気のホール。見事な眺望も相まって人々の語らいが聞こえてきそうだ
ビルのコーナー部分にある個室はまるで天空のレストランのよう

40階: 日本料理「蒼流(そうりゅう)」「蒼焔(そうえん)」

 兵庫県芦屋市のミシュラン2つ星店「京料理たか木」の高木一雄氏が監修を務めるこだわりの日本料理店で、鮨 蒼流は三河湾や伊勢湾などの海の恵みを活かした会席や極上の鮨を提供する。

 店内カウンターには岐阜産の樹齢350年のヒノキを使用するなど、日本の伝統美を意識している。鉄板焼き 蒼焔は鉄板懐石の店で、カウンター越しに旬の食材が華麗に調理されるライブパフォーマンスを楽しむことができる。

岐阜県産のヒノキを使用したカウンターテーブルで味わう極上の鮨は格別だろう(蒼流)
旬の食材が華麗に調理されるライブパフォーマンスも圧巻。照明にも有松絞りが使われている(蒼焔)

40階: ルーフトップバー「HOUSE OF MON(ハウス・オブ・モン)」

 名古屋の街並みを一望できるルーフトップバー。魅惑的な室内空間と空へと開かれたテラス。その両方を兼ね備える。

東海三英傑のMON(家紋)からインスパイアされたデザインを施したHOUSE OF MON。洗練されたスタイリッシュなルーフトップバー
天空とつながっているテラスは開放感たっぷり

31階: ロビーラウンジ&バー「SUNDROP(サンドロップ)」

 チェックインを行なうロビー階に広がる自然光豊かなラウンジ&バー。開業から10月27日までは、花と香りをテーマにした特別メニュー(スイーツ6種、セイボリー5種、スコーン、紅茶など)が楽しめる。

自然光豊かで天井も高く開放的なロビーラウンジ&バー SUNDROP。名古屋の街並みの碁盤の目を意識したオブジェやデザインを各所に施している

32階: コンラッド・スパ&フィットネス

16mの屋内プールやサーマルプール、ドライサウナなどのフィットネスエリアや広々とした4つの個室を有するコンラッド・スパ

400年続く伝統工芸を体験できるアクティビティなども

 開業前日には内覧会を、当日にはロビーラウンジでオープニングセレモニーを行なった。

 内覧会では、大胆なデザインや地域文化とのふれあい、有意義なつながりを通じてデスティネーションの魅力を発見してもらうというコンラッドの旅行体験の創出などを発表。コンラッド名古屋では、一般公開されていない工房に訪れて、400年続く伝統工芸の「有松絞り」を体験できるプログラムなどを用意している。

コンラッド名古屋総支配人 マーカス・コッシュ氏
コンラッドやヒルトンのブランド説明をしたヒルトン 日本・韓国・ミクロネシア地区 マーケティング総括本部長 劉紀子氏
ホテルの概要を説明したコンラッド名古屋副総支配人 番匠谷俊彰氏
開業当日に主催者として登壇したヒルトン 日本・韓国・ミクロネシア地区 代表 ジョセフ・カイララ氏
テープカットの様子。愛知、名古屋の政財界から人が集結。コンラッド名古屋への期待値の高さをうかがわせた
夢のような眺望が目の前に広がる「コンラッド名古屋」の客室から