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梅田駅から地下で直結「ホテルジオメティック大阪梅田」が本日開業。街歩きにも最適な立地の最新ホテルに泊まってみた

2026年7月16日 開業
「ホテルジオメティック大阪梅田」1階のホテルメインエントランスは扇町通に面している

 グリーンズは7月16日、大阪市北区曽根崎に「HOTEL GEOMETIQ Osaka Umeda, an Ascend Collection Hotel(ホテルジオメティック大阪梅田)」(大阪府大阪市北区曽根崎2-15-23)を開業した。

 ホテルは地下1階、地上11階建て。3階から11階に全132室を設け、コンパクトダブルからジュニアスイートまで11タイプを用意する。フロントは1階、2階には自動販売機、製氷機、コインランドリー、喫煙室を備える。駐車場は設けていない。

 Ascend Collectionは、施設ごとの名称や内装を統一せず、立地や建物の特徴を活かして展開するソフトブランド。共通仕様を前面に出す一般的なチェーンブランドとは異なり、それぞれのホテルが独自の名称とデザインを持つ。

 大阪・梅田の本施設では、1920~30年代に広がったアール・デコを内装の基調とし、直線や円などの幾何学模様を館内各所に取り入れた。「GEOMETIQ」は、幾何学を意味する「GEOMETRIC」に「IQ」と「UNIQUE」を組み合わせた造語だ。

メインエントランス
明るい空間のレセプション。有人カウンターとセルフチェックイン機を備える
2階供用部分
製氷機とランドリー、自販機を備える
喫煙ルームも2階に。なお、客室は全室禁煙

 本施設は、チョイスホテルズインターナショナルが展開する「Ascend Collection」の国内2軒目にあたる。国内では岐阜県高山市の「hotel around TAKAYAMA」に続く出店となる。

 国内2軒目の立地に梅田を選んだ理由について、担当者は、大阪を代表する繁華街とオフィス街が重なり、国内外から幅広い利用者が訪れることを挙げた。宿泊施設のなかだけで完結させず、周辺の文化や街並みに触れてもらうというブランドの考え方を展開しやすい場所と判断したという。

 梅田については、古くから商業や文化の中心として発展してきた地域と、再開発が進む現在の都市空間が重なる街と説明する。大阪の食や周辺の店、人とのやり取りも、この地域を知る要素として捉えている。

 宿泊者には、ホテル周辺の見どころと徒歩での所要時間を記載した「街歩きカード」を用意する。露天神社や中崎町など、ホテルから歩いて向かえる場所を紹介し、滞在中に周辺を歩いてもらうための案内として使用する。

 館内と客室には、大阪にゆかりのあるアーティストが手がけた作品も配置した。1階ロビーでは、たこ焼き器と串揚げの串をイメージした壁面意匠を取り入れている。大阪を直接示す写真や文字を並べるのではなく、形や模様として内装に落とし込んだ。

受付奥のロビーではウエルカムドリンクなどを設置する(内覧時は未設置)
たこ焼き器と串揚げの串をモチーフにした壁

 想定する中心客層は、ビジネス客よりも観光・レジャー目的の宿泊者。訪日客に加え、国内の家族連れやグループ利用を見込んでいる。インバウンドと国内旅行者の具体的な想定比率は公表していない。

 客室数が最も多いのはスーペリアツインで、全41室。広さは17.47~18.28m2で、110cm幅のベッドを2台備える。宿泊料金は1名1万2000円からで、宿泊日や需給状況に応じて変動する。

 ファミリー向けでは、110cm幅のベッドを3台備えるファミリーデラックスと、同幅のベッドを4台備えるファミリープレミアを用意。最大4人で利用できるプレミアツインには、140cm幅のベッドを2台配置する。

スイートルーム(全1室)のベッドルームは140cm幅のベッドを2台設置
リビングスペースは広々としていてゆったりとくつろげる
リビング横に設置されたトイレ
洗面台は2台設置。奥にはバスタブ付きのバスルーム
ゆったりとくつろげるバスタブ付き
バスルームにもトイレを設置
大阪にゆかりのあるアーティストの作品が館内随所に掲げられている
コンパクトダブルルーム(全8室)の室内。1~2名利用を想定
コンパクトダブルのユニットバス(トイレ付き)
デラックダブル(全8室)の室内
コンパクトダブルより広めの作り。1~2名利用を想定
部屋の入口から見た室内
バスルームはコンパクトダブルとほぼ共通
エグゼクティブツイン(全15室)の室内。ゆったりとしたリビングスペースを確保し、120cm幅のベッドを2台設置。1~2名利用を想定
バスルームはトイレ別で広めの作り
落ち着いた色目の壁紙を採用し、全体的にゆったりとした作り
全1室の車椅子対応ユニバーサルツインの室内。1~2名利用を想定
車椅子に乗ったままバスルームへ行ける作り。出入り口は引き戸を採用し、間口も大きく取られている
ファミリーデラックスルーム室内(18室)。3名まで利用可能。4名以上で利用の場合はファミリープレミア(全9室)を用意
窓際にはソファスペース
110cm幅のベッドを3台設置
入口からみた室内全景
バスルームは共通仕様

 今回試泊したのは、このプレミアツイン。広さは約22m2で、水まわりはユニットバスとなる。ベッドを2台置いた室内は、2人で利用する分には荷物を広げる場所と窓側までの動線を確保できた。最大4人まで宿泊できるが、4人で利用する場合は荷物の量や室内での過ごし方を考慮する必要がありそうだ。

プレミアツイン(全17室)の室内。1~4名利用を想定
140cm幅のベッドを2台設置
窓際のソファスペース
プレミアツインルームからみた眺望。眼下は扇町通。写真左側が大阪駅方面。右側が御堂筋方面
バスルームは共通仕様
メッセージカードとともに、大阪の銘菓「岩おこし」とオリジナルの金平糖

 各階のエレベーターホールにはウォーターサーバーを設置。客室にペットボトルの水を置くのではなく、宿泊者が必要な分を各階で補給する方式としている。

各階のエレベーターホールにはウォーターサーバーを備える

 試泊して特に実感したのは、アクセスのよさだった。JR大阪駅や阪急、阪神、Osaka Metroの各梅田駅からホワイティうめだを通り、7-75出入口からホテルへ直接入れる。電車で大阪駅・梅田駅周辺に到着すれば、地下街を利用して雨に濡れずにホテルまで移動できる。

ホワイティうめだイーストモールを、泉の広場方面に向かい7-75出入り口からホテルへ直結
地下の出入り口は深夜帯は閉まっているので、その場合はそのまま地上に出てメインエントランスを利用する

 ホテル周辺には露天神社、通称「お初天神」や阪急東通商店街があり、飲食店も多い。試泊会では食事の提供がなかったため周辺で夕食をとったが、店の選択肢に困ることはなかった。

 JR、阪急、阪神、Osaka Metroの各線を利用できることに加え、地下街から直接入れる立地はが魅力だ。