ニュース
ドレスデン観光局、ライプツィヒ・ワイマールとドイツ文化三都の周遊を提案。クリスマス市の過ごし方も
2026年6月25日 12:30
- 2026年6月24日 実施
ドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団の来日公演に合わせて、ドレスデン観光局が来日し、ドイツ観光局 日本支局で旅行業界向けの懇談会を開催した。ドレスデン観光局としての来日はコロナ禍を経て約10年ぶり。
冒頭、局長のコリーネ・ミゼール氏は2026年の日本市場が好調に推移していることを説明。「1月から4月の日本人宿泊数は前年比45%増と好調で、非常によいスタートが切れた。この傾向が年間を通じて続くことを願いたい」と期待を述べた。
氏は円安が続くなか、閑散期にあたる冬(クリスマスシーズン以外)の訪問を提案。ドレスデンは美術館やコンサートなど屋内で楽しめるコンテンツが豊富な点、ホテルの稼働率がハイシーズンの80%に対し、閑散期は45%程度であるため宿泊料金などが手ごろな点をメリットとして挙げた。
一方、クリスマスシーズンについては、マーケティングマネージャーのクリストフ・ミュンヒ氏がお勧めの過ごし方を提案。週末は混雑する一方、日曜から木曜は比較的落ち着いており、ホテル料金も抑えられることからお勧めだ。ミュンヒ氏は世界最古級のクリスマスマーケットに加え、12月のシュトレン祭りを紹介。バッハの「クリスマス・オラトリオ」をはじめとしたクリスマスらしいコンサートと美術館巡りと組み合わせた滞在を提案した。
また、ミュンヒ氏は2026年以降のイベントも紹介。ツヴィンガー宮殿にあるアルテ・マイスター絵画館では2026年秋から2027年初頭にかけてコレッジョ展を、6月から2028年1月までルーベンス展を開催する。
2027年はベートーヴェン没後200年で、関連企画として交響曲全曲演奏会や、オペラ「フィデリオ」の原型となった「レオノーレ」の上演を予定する。
このほか、2月6日には「ゼンパー・オーパー・ボール」、翌7日には「エルベ・ヴェネツィアン・カーニバル」が開催され、2つの祭りを続けて楽しめる特別な週末になりそうだ。
ドレスデンと周辺都市の魅力を紹介
懇談会ではミュンヒ氏がドレスデンとライプツィヒ、ワイマールの3都市を紹介。3都市は「ドイツ文化三都」として共同プロモーションを展開しており、日本市場で本格的な訴求を行なうのは今回が初めてという。
3都市はいずれもゲーテ街道沿いにあり、バッハやワーグナー、ベートーヴェン、ゲーテなどのゆかりの地として知られる。ミュンヒ氏は3都市が美術館や城郭、歴史的建造物を数多く有し、「文化を巡る旅」をテーマに周遊できる点をアピールした。
また、ミュンヒ氏は「絶対に外せないドレスデンのスポット」として、「システィーナの聖母の天使」や陶磁器コレクションを有するツヴィンガー宮殿や、王家の宝物を展示するレジデンツ宮殿、シノワズリ(中国風装飾)で知られるピルニッツ宮殿、フラウエン教会、ゼンパーオーパー(ドレスデン国立歌劇場)をはじめとした10スポットを紹介。レジデンツ宮殿については4月に2か所のホールの復元が完了し、新たに18世紀の祝祭文化を紹介する新たな常設展「仮面と王冠」がスタートしたばかりだという。
音楽ファンにとって欠かせないのがゼンパーオーパー(ドレスデン国立歌劇場)。ゼンパーオーパーは世界最古級のオーケストラであるシュターツカペレ・ドレスデン(ドレスデン国立管弦楽団)の本拠地だ。一方、今回来日したドレスデン・フィルハーモニーの本拠地はドレスデン文化宮殿で、ミュンヒ氏は「人口約50万人の都市でありながら、世界的な2つのオーケストラを擁している」点をアピールした。
また、同氏はマイセンやモーリッツブルク城、ピルナ、ザクセン・スイス国立公園など周辺観光地へのエクスカーションも提案。ラーデボイルとモーリッツブルクを結ぶ蒸気機関車や、世界最古級の外輪蒸気船によるエルベ川クルーズについて、通年運行しており、短時間でも気軽に楽しめるほか、移動にも活用できる観光素材として訴求した。






































