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Trip.com、上海でグローバルカンファレンス「Envision 2026」開催。アンバサダーにジャッキー・チェン!
2026年6月10日 12:30
- 2026年5月28日(現地時間) 実施
オンライン旅行サイトTrip.com(トリップドットコム)グループは5月28日(現地時間)、グローバルカンファレンス「Envision 2026」を中国・上海市の徐匯区にある上海西岸国際コンベンション・エキシビションセンターで開催した。
世界78の国と地域から旅行業界のリーダーやパートナーなど3500名以上が集まったメインフォーラムの冒頭では、Trip.comグループのグローバルアンバサダーを務める世界的俳優ジャッキー・チェン氏がビデオメッセージで登場し、会場は大いに盛り上がった。
ステージにはまず、Trip.comグループ共同創業者であるジェームズ・リャン会長が登壇し、“イノベーションが世界の旅行産業を成長させる原動力”という基調講演を行なった。
リャン会長によると、世界の国際観光は力強い成長を続けており、観光客数は2025年時点で15.2億人、国際観光収入は約1.9兆米ドルに拡大している。今後も年3~4%の成長維持が見込まれており、2030年には18億人もの人々が国境を行き来する時代を迎えるという。
リャン会長は、「旅行は新しい体験を求める産業であり、旅行者の期待に応え続けるためには、絶え間ないイノベーションが必要である」と強調した。
続いて、世界中の観光産業における革新的な取り組みを表彰する「2026 Trip.com Tourism Innovation Awards」を発表した。対象カテゴリーは、リゾート&ホテル、テーマパーク、自然&ネイチャー体験、イベント&ショー、ミュージアム、建築&エンジニアリングの7分野で、独創性や市場へのインパクト、顧客満足度や話題性、地域経済への貢献度など、5つの観点から総合的に評価している。
一部を紹介すると、ベストミュージアムには、2025年5月にロンドン東部に開業した「V&A イースト・ストアハウス」と、カザフスタンのアルマトイにある民間現代美術館「アルマトゥイ美術館」が受賞。
ベスト新テーマパークには、米フロリダ州のオーランドで2025年5月にオープンした次世代型テーマパーク「ユニバーサル・エピック・ユニバース」、サウジアラビアの首都リヤド郊外に開業した世界最新の絶叫テーマパーク「シックス・フラッグス・キディヤ・シティ」、タイ・バンコクで体験できる超没入型ウォークスルー型アトラクション「ジュラシック・ワールド:ザ・エクスペリエンス」が受賞した。
リャン会長は、受賞プロジェクトのみならず、世界中で観光産業の未来を切り開くすべてのイノベーターこそが旅行業界の成長を支える存在であると言及し、Trip.comグループは今後もパートナーとともに創造的な挑戦を続けていくとの決意を示した。
続いて、Trip.comグループのCEO、ジェーン・スン氏が登壇。旅行・観光産業が世界GDPの約10%を占めることや、世界の雇用の9人に1人を支える産業へ成長したことなどを挙げ、世界の旅行市場は過去最高水準に達し、新たな成長フェーズへ突入していると説明した。
またジェーン・スンCEOは、今後の旅行業界成長の鍵は、AIを活用したイノベーションとグローバルパートナーシップの強化であると述べた。
同社はコンテンツとAIを組み合わせた旅行需要創出を強化しており、10億回を超えるコンテンツインプレッションを創出しているという。特に、Trip.comのアプリ内に搭載されている旅行専用の対話型AIアシスタント「TripGenie」経由の旅行予約の注文数は、前年比400%と急増。AIが提案する旅のヒントやアイディアが、多くのユーザーにとって次の旅行先を決定する確かなきっかけになっていることを示している。
最後にジェーン・スンCEOは、今後の旅行市場を象徴する3つのキーワードとして「3D」を紹介。1つ目の「D」はDiscovery=新たな旅行先の発見だ。ウズベキスタン、カザフスタン、アルジェリア、南アフリカ、アルゼンチン、ブラジルなどの新興デスティネーションが急成長しているという。
2つ目の「D」はDiversity=多様な体験で、ダイビングやサーフィンなどのアクティビティ需要に加え、カッパドキア、ピピ島、モン・サン・ミッシェルなど自然景観を楽しむ旅行が人気となっている。
3つ目の「D」はDepth=より深い旅。成長率上位20ルートのうち、15ルートが長距離旅行または複数都市周遊型であり、平均滞在日数は約6日となっているという。
Trip.comグループは今後、最先端のAIを使いながらも人間らしい温かさや配慮を忘れない「Intelligence with Care(インテリジェンス・ウィズ・ケア)」を成長戦略の中核に据え、AIによる検索・予約体験の高度化やAIと人間を融合したカスタマーサービス、信頼できるグローバルプラットフォームの構築を重点領域としてリソース投入を継続していく方針だ。
桂林で開催した「Envision 2026 Guilin Night」にはジャッキー・チェン本人が登場!
グローバルカンファレンス3日後の5月31日には、広西チワン族自治区の桂林にてTrip.comグループ主催のガラディナーが開催され、上海ではビデオメッセージのみだったジャッキー・チェンがサプライズ登場した。
世界中から集まった大勢のゲストを魅了したのは、その登場の仕方だった。敷地内の水辺を利用して組まれた特設水上ステージ周辺にダイナミックなウォータースクリーンが作られ、それをくぐり抜けるようにして竹筏に乗って現われたのだ。
マイクを持ったジャッキー・チェンは、「かつての私の使命は映画を作るだけだったのですが、のちに映画監督や俳優として、自分の文化や映画を世界に伝える責任があることに気づきました。そして今、私の新たな使命は、世界中のファンを中国に迎え入れ、ジャッキー・チェンの映画を観てもらい、私に会いに来てもらい、中国を感じて、中国を味わい、本当の中国を見てもらうことです」とあいさつし、会場からは割れんばかりの拍手と歓声が沸き起こった。
その後、夜空には数千機のドローンが飛び立ち、ジャッキー・チェンのアイコニックなアクションシーンのシルエットなどがダイナミックに再現された。
なお、カンファレンス後は昨年同様にTrip.comグループ主催のプレスツアーが開催され、今年はガラディナーの開催地にもなった世界的景勝地「桂林」を巡ってきたので、次回以降でたっぷりレポートする。












































