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南海電鉄、難波駅0番乗り場で新観光列車「GRAN 天空」安全祈願。制服も初お披露目

2026年4月9日 開催
2026年4月29日 運行開始
運行開始に先立ち、「GRAN 天空 安全運行祈願式典」を実施

 南海電鉄は、新型観光列車「GRAN 天空」の運行を4月24日に開始する。これに先立ち4月9日、難波駅0番のりばにおいて「GRAN 天空 安全運行祈願式典」を行ない、アテンダント制服を初披露した。

難波駅に GRAN 天空 専用の「0番のりば」を新設

 GRAN 天空の運行開始にあわせ、南海電鉄 難波駅には新たに「0番のりば」が誕生。これは1番線降車専用ホームとして利用していた設備をリニューアルしたもので、GRAN 天空の運行開始後は乗降専用ホームとして使用する。

 曲線的なデザインやスポット照明を配置し、落ち着いた高級感のある空間に仕上げた。また、沿線ゆかりの素材を取り入れることで、沿線地域への始発駅にふさわしい心に残る空間づくりを目指したという。

1番線降車専用ホームをリニューアルした、GRAN 天空専用の0番線ホーム
駅名表示や行先案内表示も0番線のみ黒を基調とした高級感あるものに
ホームもシンプルでシックにまとめている。天井には曲線のデザインを取り入れている

「GRAN 天空」安全運行祈願式典

 4月9日昼には、安全運行を祈願するご祈祷が執り行なわれた。列席したのは、NANKAI代表取締役社長 兼 COOの岡嶋信行氏、南海電鉄 代表取締役 取締役社長の梶谷知志氏、同 代表取締役 取締役会長の遠北光彦氏と、デザイナーのコシノ ジュンコ氏、そして高野山真言宗 宗務総長の今川泰伸氏。

 列席者の紹介に続いて、GRAN 天空が入線。主催者を代表して、南海電鉄の梶谷知志社長が挨拶を行った。

 梶谷氏は冒頭で、難波駅がGRAN 天空の出発点として新たに生まれ変わったことに触れ、GRAN 天空については、「単なる高野山への移動手段ではなく、旅そのものが目的となることを目指し、落ち着いた空間と心を込めたおもてなしを大切にしていきたい」と展望を述べる。

 乗客に対しては「沿線の自然や文化、人のぬくもりに触れていただきながらひとときを過ごしていただき、また、車内での食事も楽しんでいただきたい」とコメントした。

 続いて、安全運行祈願式では、高野山真言宗の今川氏らによるご祈祷が執り行われた。

列席者らが注目するなか、GRAN 天空がホームに入ってきた
GRAN 天空の到着後、ただちに式典が執り行われた
主催代表として、南海電鉄 代表取締役 取締役社長の梶谷知志氏が挨拶
高野山真言宗 宗務総長の今川泰伸氏ほか3名によるご祈祷

アテンダント新制服お披露目

 アテンダントスタッフの制服お披露目に先立ち、デザインを担当したコシノ ジュンコ氏が挨拶。制服のデザインについて、観光列車に一番必要なのはサービスだと考え、サービスを提供するスタッフをイメージしたという。

「やはり日本では、観光(におけるサービス)とは表面上だけのものではなく、スタッフ一人ひとりが生き生きと働けることが大切で、そのチャンスに貢献したいと考えました」と想いを述べた。

 続いて、制服を着用したアテンダントスタッフが登場し、短いトークセッションを実施。

 制服のデザインコンセプトは、安全・安心、それと楽しんで働けること。動いている電車のなかでサービスを提供するため、ヒラヒラしたものではなくカジュアルでスポーティで動きやすいこと、そして楽しそうに見えることを意識したとコシノ氏は語る。

 ジャケットの肩から赤いラインが伸びているが、これは動くことでスタッフが楽しんでいるように見えるようにしたものだという。「キリッとして品がよくて。制服の実物をはじめて見ましたが、納得の出来栄えです」とコメントした。

制服デザインを担当したコシノ ジュンコ氏
GRAN 天空の制服を着用したアテンダントスタッフが登場
トークセッション。向かって右のアテンダントはジャケットを着用している
式典の結びに、列席者によるフォトセッションが行なわれた。両脇はアテンダントで、その内側には左からNANKAIの岡嶋社長、南海電鉄の梶谷社長、遠北会長、総本山金剛峯寺の今川執行長、コシノ ジュンコ氏