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月刊エアライン2025年8月号、特集は就航30年の歴史を振り返る「偉大なるボーイング777」

2025年6月30日 発売
イカロス出版が「月刊エアライン 2025年8月号」を発売

 イカロス出版は6月30日、「月刊エアライン 2025年8月号」を発売した。A4変型144ページで価格は1760円。

 特集は「就航30周年 偉大なるボーイング777」。

 初就航は1995年6月7日のユナイテッド航空、ワシントン・ダレスからヒースローへのフライトで、日本では同じ年の12月23日、羽田と伊丹を結ぶANA国内線でデビュー。あれから30年、ETOPS拡張とともに双発機の長距離化を推進し、従来747が占有してきた長距離国際線フリートの勢力図を刷新。そうしたフラッグシップ的立ち位置を反映するように、キャビンあるいはサービスの側面でも常に時代の先端を切り拓く存在であり続けてきた。その偉大なるストーリーを、アクティブな運航最前線の姿とともにお届けする。

目次

特集「就航30周年 偉大なるボーイング777」

運航の最前線で見る、777のディテール
ANA's Boeing 777s

ありがとう! JA731J
JAL777-300ER初号機が退役

路線特性が求めたファーストクラス搭載機材
777-300ERで復活! JAL 成田=シカゴ初便のにぎわい

1995年、名機トリプルセブンはかくして生まれた
【前編】747-400と767のギャップを埋める、まったく新しいワイドボディ機への転換
【後編】開発時から構想したファミリー化と、追い風となった超大型機市場の消滅

進化し続けるフラッグシップの系譜を辿る
ボーイング777シリーズ全解説

チャーリィ古庄がトリプルセブン誕生の地へ
シアトルで高まった期待値、飛べ777X!

777躍進の鍵
双発機を遠洋へ羽ばたかせたETOPS

ユナイテッド航空やANA、JALなど航空会社も開発に参加
旅客機としての完成度を高めた ワーキング・トゥギャザー

キャビンが見せるフラッグシップの存在感
国内航空会社の777、その運用と現在地
【ANA】開発にも深く関わった国内777史の旗手
【JAL】激動期のJALで勢力拡大、ジャンボ後継の重責担う
【JAS】現代キャビンの源流となったレインボーセブン

日の丸を背負って世界を巡る777
政府専用機が示す日本外交のマジェスティ

外航貨物シーンでも存在感が高まる“777F”という潮流
例えば、成田線を新規開設したエミレーツ・スカイカーゴの頼れる原動力として