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万博は入場ゲートでX線手荷物検査あり。持ち込み禁止のスーツケースは預かり料1万円につき要注意

2025年4月13日~10月13日 開催
万博では入場ゲートで手荷物検査を実施。コインロッカーと喫煙所はゲート外にしかないが、再入場レーンで行き来できる

 4月13日に「大阪・関西万博(EXPO2025)」が大阪・夢洲で開幕する。ここでは、会期に先立ち実施したメディアデーでの会場内の様子をお伝えする。

 東西に2か所ある入場ゲートでは、X線検査装置と係員の目視による手荷物検査を実施。また、身に着けているものに危険物がないか、ボディスキャナーや金属探知機によるチェックも行なう。空港の保安検査のような流れをイメージすると分かりやすい。

 飲み物やスマホ、PC、カメラ、傘といった一部のモノは、手荷物検査レーンのトレーにかばんから取り出した状態で置く必要がある。

入場ゲートではX線検査装置と係員の目視による手荷物検査を実施
写真は、入場ゲート係員がさまざまな来場客を想定したシミュレーションを行なっている様子

 また、会場内にはX線検査装置のサイズ600×900×400mm(幅×奥行き×高さ)を超える大型手荷物と、大きさに関わらずキャスター付きの荷物(スーツケース)は持ち込みできない。

 会場へ行く前にあらかじめ、大阪市内のコインロッカー、宿泊ホテル、万博協会が準備する会場外の公式手荷物預かり所(弁天町駅・桜島駅)などへ預けてから来場しよう。

 万が一、会場に大型手荷物やキャスター付き荷物を持って行ってしまった場合は、ゲートで有償(1個1万円)での預かりとなるが、東西ゲート各1日100個までしか受け付けない。そうなったら大型コインロッカーが空いている近隣駅や施設を探し回ることになるので注意が必要だ。

 なお、会場内に「手荷物一時預かり所」はあるが大型・中型コインロッカーはなく、ゲート外に小型コインロッカーのみ用意されている。

 一度入場ゲートを通過したあと、外に出ることはできるのか確認したところ、東西各ゲートの一番端に「多目的レーン(再入場レーン)」が設けられていた。会場を出てもう一度入る場合は、そこに居る係員に声をかければ案内してもらえる。

 たとえばゲート外にしかない小型コインロッカー(東西ゲート付近に1か所ずつ)に預けた荷物を取りに行きたい、ゲート外にしかない喫煙所(東ゲート付近に2か所)へ行きたい、といった場合に覚えておくとよさそうだ。

西ゲート側の多目的レーン(再入場レーン)
東ゲート側の多目的レーン(再入場レーン)
小型コインロッカーは、東西ゲート外に1か所ずつ
喫煙所は、東ゲート外に2か所