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エース2025年春夏新作展示会、日本の美を表現したスーツケースが続々登場
2024年11月15日 21:13
エースは、11月12日~14日にかけて2025年春夏新作展示会を関係者向けに開催した。本稿では、多数ある新商品のなかから象徴的なものに絞ってお伝えする。
フラッグシップとなるプロテカブランドからは「J5 COLLECTION」として、“JAPAN LUXURY”をテーマに掲げたスーツケースが登場する。漆塗りの文庫箱をモチーフにした「SHISUI(シスイ)」、印籠をモチーフにした「INRYU(インリュウ)」の2モデルをラインアップ。
細部にまでこだわったデザイン性の高さはもちろんだが、随所に職人技とも言える精密さが取り入れられており、例えば、ジッパータイプではない「SHISUI-F」では紙を挟んで持ち上げられるほどという極細マグネシウムフレームによる緻密で美しい合わせが表現されている。
機内持ち込みサイズで14万3000円~と、それなりの価格になることが見込まれるが、無償保証期間が通常の3年から10年に延長されており、同社の自信作となっている。2025年3月に発売される予定だ。
プロテカブランドからは、このほかにも日本の自然美を表現した限定モデル「スタリア CXR LTD」も登場する。吉野山の桜をイメージした西日本限定モデルと、富士山をイメージした東日本限定モデルが販売される。
ace.ブランドからは、近年の酷暑や豪雨への対応を強化したリュックサックが登場する。
5月下旬発売予定の「ハイプロパック エアV」は、腰に当たる部分に通気性に優れた3Dクッション材のグレコを採用するとともに、ショルダーハーネス部に通気性抜群のメッシュ素材を採用することで蒸れを抑制。これらは取り外して選択できる構造になっている。
リュック前面の素材には耐水性に優れたコーティングナイロン、付属生地にテフロン加工を施したコーデュラナイロンを採用するほか、開口部にコーティングファスナーを使うなど、耐水性に優れた設計だ。価格は4万円前後になる見込み。
このほか、人気のビジネスリュック「ガジェタブル」シリーズでも耐水性を強化したモデルが用意される。