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阿蘇くまもと空港「そらよかエリア」開業。誰でも利用できるダイニング/パーク/ビジターセンター

2024年10月26日 開業

阿蘇くまもと空港の新にぎわい拠点「そらよかエリア」が開業

 熊本国際空港は、阿蘇くまもと空港「そらよかエリア」(熊本県上益城郡益城町小谷1802番地2)を10月26日に開業した。

 ターミナルビルに続く2期エリアとして整備を進めてきたもので、旅客ターミナルビル東側に位置。ダイニング、パーク、ビジターセンターからなり、地域のにぎわい空間として旅客以外でも訪れ利用することができる。

旅客ターミナルビル東側に「そらよかエリア」開業
新大空港構想「訪れる全ての人が楽しむことができる空港」の実現へ

「そらよかダイニング」には、沖縄のソウルフード・ポークたまごおにぎり専門店「ポーたま」、岩手県ブランド肉・門崎熟成肉を使った西日本初出店の「格之進ハンバーグ」、熊本空港店限定のメニューもある「ロイヤルホスト」が先行オープンしており、11月にかけては、熊本の馬刺し・馬肉料理専門店「菅乃屋」、台湾ドリンク&ヌードルの日本初上陸ショップ「迷客夏Milksha ft. 一流二事1624」がオープン。

 急ぎのテイクアウトや家族でゆっくり食事をしたい人など、それぞれのニーズに合わせて選べる店舗をラインアップする。

「そらよかダイニング」

 そらよかエリアの中央に位置する「そらよかパーク」では、週末を中心にさまざまなイベントを展開。地元の新鮮な野菜を販売する野菜市や近隣エリア・就航先の観光PRなどを行なう。

 また、パーク内は西側から「ダイニングにじみだしゾーン」「イベントゾーン」「遊びゾーン」の3区分を設けおり、ダイニングにじみだしゾーンでは隣接する「そらよかダイニング」でテイクアウトした商品などを飲食可能。遊びゾーンには国の名勝・天然記念物「米塚」(阿蘇市)をモチーフにした築山や、阿蘇地域に生息する「ブルービー」の装飾をあしらったミストシャワーがあり、子供たちの遊び場にもなる。

 さらに、くまモンがパイロットの衣装を着て並ぶ赤色の「KUMAMOTO」モニュメントを設置。離陸した飛行機を画角に収められる場所にあり、フォトスポットとして楽しめる。

「そらよかパーク」ではさまざまなイベントを開催
フォトスポットが誕生 ©2010熊本県くまモンKL00124
パーク内は西側から「ダイニングにじみだしゾーン」「イベントゾーン」「遊びゾーン」の3区分

 熊本や九州での観光・レジャーを充実させる「そらよかビジターセンター」では、SDGsを実践的に学べる「くまもとSDGsミライパーク」がプレオープンしたほか、12月中旬にはスポーツ自転車のレンタルショップ「SHARINKAN」、アウトドアカー&ギアのレンタル販売「アウトドアトラベラーズ」などが段階的にオープン。

 また、旅客ターミナルビル内にある8社のレンタカーカウンターをビジターセンター内に移転。カウンターとレンタカー・送迎バス乗車場が同じ建物内に集約されることで、受付から利用まで完結できるようになる。

熊本や九州での観光・レジャーを充実させる「そらよかビジターセンター」