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マリオット、HMIホテルグループの既存7施設をリブランド。2025年秋から順次開業「旅行気運の高まりは地方へも」
2024年4月17日 12:38
- 2024年4月17日 発表
マリオット・インターナショナルは4月17日、HMIホテルグループの保有する国内7軒のホテルを「マリオットホテル」「コートヤード・バイ・マリオット」にリブランドする計画を発表した。
新たに誕生するのは以下の7施設。
- 浜松マリオットホテル(現 グランドホテル浜松)
- 京都マリオットホテル(現 ホテル平安の森京都)
- 神戸マリオットホテル(現 ホテルクラウンパレス神戸)
- 沖縄マリオット・リザン・リゾート&スパ(現 リザンシーパークホテル谷茶ベイ)
- コートヤード・バイ・マリオット神戸(現 ホテルパールシティ神戸)
- コートヤード・バイ・マリオット小倉(現 ホテルクラウンパレス小倉)
- コートヤード・バイ・マリオット北九州(現 ホテルクラウンパレス北九州)
マリオットは現在、日本国内に20ブランド95軒のホテルを展開しており、浜松市と北九州市へは今回が初進出。リブランドする7軒約2200室は今後リノベーション工事を順次進め、2025年秋から2026年にかけて開業していく。
調印式典で登壇したホテルマネージメントインターナショナル 代表取締役社長の比良竜虎氏は、リブランドする7軒のホテルについて紹介したほか、これまで「インド系資本の企業としては最大の額を日本に投資し、観光産業の発展に寄与してきた」と振り返り、インドからの誘客に力を入れる同社としても現在の旺盛なインバウンド需要において、中国を抜いて世界一の人口を持つインド市場は大きな期待を持てると説明した。
マリオット・インターナショナル アジア太平洋地域 プレジデントのラジーブ・メノン氏は、今回のパートナーシップで発表した7軒がマリオットへ転換することについて、「現在の旅行気運の高まりは大都市圏に留まらない。ここから本格的に小さな都市への外国人旅行者の訪問が増えていく」と強調し、リブランドする施設の飛躍に期待を寄せた。