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JR長崎駅直結ビル上層階に「長崎マリオットホテル」開業。242平米のスイートなど全207室

2024年1月16日 開業

「長崎マリオットホテル」開業。広さ36m2の「スタンダード」から242m2の「インペリアルスイート」まで全207室

 マリオット・インターナショナルは、日本国内9番目となる「長崎マリオットホテル」(長崎県長崎市尾上町1-1)を開業した。

 JR長崎駅直結の駅ビル上層階(7階~13階)に入り、稲佐山や長崎港、街並みを望む全207室を擁する。5カテゴリ13タイプの客室はすべて36m2以上あり、そのうち3分の2はバルコニーを備えたプレミアムルームとスイート。なかでも九州最大級の「インペリアルスイート」は広さ242m2を誇る。

 各客室は、セルリアンブルーをアクセントにナチュラルトーンのインテリアを配したモダンな空間で、利便性と快適性にこだわるベッドや薄型テレビ、無料Wi-Fiなどを完備している。

長崎港・稲佐山側のバルコニー付客室と街並みを望む客室がある

 また、ホテル外観は客船がモチーフになっており、久米設計が「長崎の過去を美しく表現すること」をテーマにインテリアデザインを手掛けた。館内のロビーやレストラン、バー、そのほか共有部分にも大理石や自然色を取り入れることで、長崎の港と海を表現している。

 飲食店舗は、地元食材を使った郷土料理や洋食をビュッフェ形式で提供するオールデイダイニング「Harbella(ハーベラ)」をはじめ、アフタヌーンティーや夜のカクテルを味わえるロビーのバーラウンジ「The Azurite(ジ アズライト)」、鉄板焼きと江戸前寿司のシグネチャーレストラン「De Jima(デ ジマ)」がオープン。

7階にあるロビー。明るく開放的な空間で歴史ある長崎の眺望を楽しめる

 また同ホテルには、Marriott Bonvoy会員とエグゼクティブフロアの宿泊客だけが利用できる日本初のエグゼクティブクラブラウンジ「Mクラブ」も併設しており、対象客は朝食や終日のリフレッシュメント、イブニングカクテルを無料で楽しめる。

 ほかにも最新の有酸素運動マシンなどが揃うフィットネスセンター、ビジネスや社交の集いの場として利用できる162m2のカンファレンスルーム「波千鳥」、滞在中のリフレッシュにも使える屋外ガーデンエリアなどを設けている。