JAL初の中東直行便、ドーハ線就航。「伝統ある市場・最新鋭ホテル・遠大な砂漠を擁する素敵な都市」と越智常務

JALが羽田～ドーハ線を就航した

　JALは3月31日、羽田～カタール・ドーハ線を就航した。JALが中東地域への直行便を就航するのはこれが初めてで、本邦航空会社としても初。機材は203席（ビジネスクラス52席、プレミアムエコノミー35席、エコノミー116席）のボーイング 787-9型機。

JALの羽田～ドーハ線（2024年3月31日～）

JL59便： 羽田（22時50分）発～ドーハ（翌04時40分）着、毎日運航
JL50便： ドーハ（07時15分）発～羽田（23時55分）着、毎日運航

　本路線でコードシェアを行なうカタール航空は4月1日から羽田線を運休する（成田線は継続）予定で、羽田発のカタール直行便はこのJAL便が唯一の存在になる。

　ドーハ・ハマド国際空港は中東に限らずアフリカ、欧州へのハブとしても乗り継ぎやすく、航空格付け会社スカイトラックスの「ワールド・ベスト・エアポート」を2021年～2022年の連続で獲得するなど評価が高いことで知られている。

　初便出発を前に112番ゲートの式典に登壇した常務執行役員 ソリューション営業本部長の越智健一郎氏は、「カタールの首都ドーハは、伝統のある市場や博物館、最新鋭のホテル、遠大な砂漠を擁する素敵な都市。ドーハの空港はアライアンスメンバーであるカタール航空の本拠地で、欧州、南米、アフリカへのネットワークが充実している。この就航で今まで以上に快適に便利にご利用いただける」と路線の概要を説明した。

出発を待つJL59便（写真提供：日本航空）

日本航空株式会社 常務執行役員 ソリューション営業本部長 越智健一郎氏

国土交通省 航空局次長 大沼俊之氏

カタール航空 営業本部長 高橋亮介氏

第3ターミナル112番ゲートから出発する

ゲート前では記念品などを展示

初便の搭乗者向けに配布した巾着、ステッカー、アイマスク、搭乗証明証